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埼玉県長瀞町にある宝登山(寶登山)神社は、美しい自然に囲まれた秩父三社の一つとして知られています。皆さんは、宝登山神社のご利益や御朱印について詳しく知りたいと思い、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
宝登山神社については、麓の本宮だけでなく、山頂に鎮座する奥宮へのアクセスや所要時間、さらには周辺の駐車場情報など、事前に調べておきたいことはたくさんありますよね。
筆者も実際に足を運んでみて、その清らかな空気と静寂な雰囲気にすっかり魅了されました。宝登山神社は、「秩父神社」「三峯神社」と並ぶ秩父三社巡りの一社としても人気が高く、季節ごとの見どころも満載です。
この記事では、これから宝登山神社の参拝を予定している方に向けて、気になるポイントを分かりやすくご紹介します。
- 本記事を読んでわかるポイント
- ・宝登山神社で頂ける御朱印の種類とオリジナル帳の魅力
・金運や厄除けなど神社に伝わるご利益の由来
・奥宮へのアクセス方法や宝登山ロープウェイの利用
・駐車場や周辺観光を含む参拝の所要時間と計画の立て方
宝登山神社のご利益と御朱印の魅力

宝登山神社に参拝するなら、やはり見逃せないのが素晴らしいご利益と、参拝の証である御朱印です。ここでは、宝登山神社の由緒とご利益、どのような御朱印がいただけるのか、そして神社の奥深さを感じる奥宮への道のりについて詳しくお伝えします。
宝登山神社: 公式サイト
宝登山神社の由緒とご利益
宝登山神社は日本武尊の山火事伝説に由来し、火災除け・盗難除けをはじめ家内安全や商売繁盛、金運招福など生活に密着したご利益で親しまれる古社です。
創建伝承は第12代景行天皇の皇子・日本武尊(やまとたけるのみこと)が宝登山で山火事に遭い、山犬に導かれて難を逃れたことに始まると伝わります。山名は「火止山(ほどさん)」が語源で、後に「寳登山」(「寳」は「宝」の旧字)と表記されるようになりました。
宝登山神社の御祭神は、神日本磐余彦尊(神武天皇)・大山祇神(山の神)・火産霊神(火の神)で、これらが合わさることで火難除け・諸難除け・山林守護・開運招福といったご利益が伝えられています。
このように、宝登山神社は古代の英雄譚と山の信仰が息づく社です。火を鎮めた伝説にちなみ、火災除けや家内安全、金運招福を願う参拝者が絶えません。
宝登山神社で授与いただける御朱印の種類と授与方法

宝登山神社では、麓にある「本宮」と山頂に鎮座する「奥宮」とで、それぞれの御朱印を授与いただくことができます。御朱印の授与方法は、「本宮」および「奥宮」のいずれも、あらかじめ紙に書かれた書き置きによる授与となります。通常版の御朱印、限定版の御朱印いずれも、書き置きのみの授与となります(なお、後述する「オリジナル御朱印帳」では直書き)。
まず、上の写真の右側にあるのが宝登山神社(本宮)の通常版の御朱印です。中央に力強く「寶登山神社」の墨書き文字と社印、右上に「秩父長瀞」の印、その下に青い文字で「青淵(せいえん)ゆかりの社」、左に日付と「登拝」そして社務所の印が押されています。また一対の狛狼(秩父地域では「狛犬」でなく「狛狼」が多い)のイラストが描かれています。
ちなみに、「青淵」とは、一万円札の肖像としても有名な埼玉県深谷市出身の実業家 渋沢栄一の号(別の名)です。渋沢栄一は、観光地長瀞の成立にも関わりが深く、宝登山神社へも度々参拝していたので、「青淵ゆかりの社」ということです。
次に、上の写真の左側にあるのが宝登山奥宮の通常版の御朱印です。御朱印の基本的なデザインは「本宮」と「奥宮」で共通していますが、宝登山奥宮のほうは、中央の墨書きが「寶登山奥宮」で、社印も奥宮の社印になっています。
これら通常版の御朱印のほか、宝登山神社(本宮)では、「宝登山大神御影特別御朱印」といったような季節限定の御朱印が頒布されていることもあります。
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御朱印の授与場所・受付時間と初穂料
御朱印を頂く際に気になるのが、授与場所・受付時間と初穂料(御朱印の料金)です。せっかく参拝したのに授与所が閉まっていた、ということがないように事前に確認しておきたいポイントです。
授与場所については、宝登山神社(本宮)は、本殿そばの授与所です。また、宝登山奥宮については、奥宮の境内にある「宝登山奥宮社務所」となります。御朱印の受付時間は、本宮、奥宮ともに午前9時から午後4時30分頃までです。奥宮へ行くための宝登山ロープウェイの最終が17:00なので午後に参拝する場合には時間に気をつけましょう。
初穂料については、本宮、奥宮ともに通常版の御朱印で1つ500円となっています。また、本宮で頒布される限定版の「宝登山大神御影特別御朱印」についても1つ500円です。ただし、限定版の御朱印については、初穂料が変更されることもありますので、あらかじめSNS等で確認されることをおすすめします。
宝登山神社で授与いただけるオリジナル御朱印帳

宝登山神社では、オリジナルの御朱印帳が頒布されています。上の写真の御朱印帳は、濃い紫色の地に、長瀞の川の流れや桜の花の刺繍があしらわれ、金色の文字で「御朱印帳」と記された可愛いデザインのオリジナル御朱印帳です。また、淡いピンク地に桜の模様と、紅白の梅、黄色の蝋梅、桜の花の刺繍が美しいオリジナル御朱印帳も頒布されています。そのほか、季節限定の御朱印帳として、様々なデザインの御朱印帳が頒布されていることがあります。
宝登山神社の御朱印帳の授与場所は、宝登山神社(本宮)の授与所です。奥宮では御朱印帳の頒布がされていないので注意してください。御朱印帳の受付時間は、御朱印と同様、午前9時から午後4時30分頃まで。また、御朱印帳の初穂料(御朱印帳の料金)は1つ2,000円となっています。御朱印帳の最初のページには、宝登山神社(本宮)の通常版の御朱印(ただし、狛狼のイラスト無し)が記帳されています。
パワースポットである奥宮への行き方

宝登山神社の真のパワーを感じたいなら、本宮だけでなく、標高約497メートルの山頂付近にある奥宮への参拝をおすすめします。豊かな自然に囲まれた奥宮は、空気が一段と澄んでおり、まさに心身が浄化されるようなパワースポットです。
奥宮まで歩いて登る方法
奥宮への行き方には、主に二つのルートがあります。一つは、本宮の脇から続くハイキングコースを歩いて登る方法です。約1時間ほどの道のりですが、木漏れ日の中を自分の足で歩くことで、より深い達成感を味わうことができます。
ハイキングには熊対策もしていくと安心です!
宝登山ロープウェイを利用する方法

もう一つは、宝登山ロープウェイを利用して快適に山頂へ向かう方法です。宝登山ロープウェイを利用すれば、時間の無い方や、体力に自信のない方も、安心して奥宮を参拝することができます。
宝登山ロープウェイでは、山麓駅から山頂駅まで、約5分の空中散歩を楽しむことができます。ゴンドラからは、長瀞の美しい景色や秩父の山々を一望でき、乗っている時間自体が素晴らしい体験になります。山頂駅に到着した後は、そこから徒歩6分ほどで奥宮にたどり着くことができます。道も整備されているため、普段着のままでも気軽に参拝できるのが嬉しいポイントです。
ロープウェイは通常15分から30分間隔で運行していますが、強風や悪天候の際には運休となる場合があります。お出かけ前に運行状況をチェックしておくと安心です。
本宮と奥宮を巡る参拝の所要時間
宝登山神社を訪れる際、スケジュールを立てる上で所要時間は重要です。例えば麓の宝登山神社(本宮)のみを参拝する場合、境内をゆっくり見て回っても30分から1時間程度あれば十分でしょう。本殿に施された美しい極彩色の彫刻はじっくりと鑑賞する価値があります。
一方、奥宮まで足を伸ばす場合は、移動手段によって所要時間が大きく変わります。宝登山ロープウェイを利用する場合は、往復の移動と奥宮での参拝を含めて約1時間半から2時間を目安にしてください。ハイキングコースを歩いて登る場合は、片道に1時間はかかるため、全体で3時間以上のゆとりを持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
宝登山神社のご利益・御朱印を頂くための旅行計画

宝登山神社のご利益と御朱印について知った後は、実際の旅行計画に役立つ情報を見ていきましょう。宝登山神社までの道のりや周辺の楽しみ方を把握しておけば、より充実した参拝旅行になりますよ。
車や電車での便利なアクセス方法
宝登山神社は、車でも電車でもアクセスしやすい場所にあります。電車を利用する場合、最寄り駅は秩父鉄道の「長瀞駅」です。長瀞駅から宝登山神社(本宮)までは、一本道の参道が続いており、徒歩10分から15分ほどで到着します。駅前の通りには飲食店やお土産屋さんが並んでおり、グルメやショッピングを楽しみながら歩くことができます。長瀞では美味しいお蕎麦が有名です。
車を利用する場合は、関越自動車道の「花園インターチェンジ」から国道140号線を経由して約30分で到着します。道順も比較的シンプルなので、初めて訪れる方でも迷うことなく向かうことができるでしょう。
混雑に注意したい周辺の駐車場情報

車で参拝する際に気になるのが駐車場です。宝登山神社(本宮)には、参拝者用の無料駐車場がありますが、駐車できる台数には限りがありますので、注意が必要です。宝登山ロープウェイの山麓駅には比較的大きな駐車場があります。こちらは有料(普通車:平日500円・土日祝700円)になりますが、参拝者用の駐車場が満車の場合にはおすすめとなります。
宝登山神社では、お正月や秋の紅葉の時期、そして春のロウバイの季節などは特に混雑が予想されます。無料駐車場や宝登山ロープウェイの駐車場はすぐに満車になり、長瀞駅周辺の有料駐車場やコインパーキングの利用も視野に入れて、時間に余裕を持って出発することをおすすめします。
豊かな自然に囲まれた長瀞の観光名所

宝登山神社のある長瀞町は、関東有数の観光スポットとしても知られています。宝登山神社での参拝を終えた後は、ぜひ周辺の観光も楽しんでみてください。
特に有名なのが、国の天然記念物にも指定されている「岩畳」と、荒川を豪快に下る「長瀞ライン下り」です。神社の神聖な空気に触れた後は、大自然のダイナミックな景観に癒やされるという、贅沢な時間を過ごすことができます。
「長瀞ライン下り」のチケット(所要時間20分/大人2,000円)は、長瀞駅周辺の券売所で購入することができます。
冬の山頂を彩る美しいロウバイの絶景

季節ごとに異なる表情を見せてくれる宝登山ですが、中でも特別なのが冬の時期です。毎年1月下旬から2月下旬にかけて、山頂付近に広がるロウバイ園では、約3,000本ものロウバイ(臘梅)が黄色く可憐な花を咲かせます。
甘くて優しい香りが山頂を包み込み、青空と黄色い花のコントラストはまさに冬の絶景と呼ぶにふさわしい美しさです。奥宮の参拝と合わせて、この時期ならではの景色を楽しみに訪れる方もたくさんいらっしゃいます。
運気を高める秩父三社巡りのすすめ

宝登山神社を訪れるなら、ぜひ知っておきたいのが「秩父三社巡り」です。秩父三社とは、ここ宝登山神社のほかに「秩父神社」と「三峯神社」を合わせた三つの由緒ある神社のことを指します。
秩父三社には、それぞれのご利益があります。宝登山神社は、上でも紹介した通り、金運や厄除け、秩父神社は学業成就や縁結び、そして三峯神社は強力な厄除けや願望実現のパワースポットとして知られています。そして、これら三社を全て巡ることで、より大きな運気アップが期待できると言われています。
車を利用すれば、日帰りで三社すべてを回ることも十分に可能です。それぞれの神社で頂ける御朱印を集めるのも、素晴らしい思い出になるはずです。
まとめ:宝登山(寶登山)神社のご利益と御朱印!奥宮やアクセス情報を徹底解説
今回は、美しい自然と強力なパワーを持つ宝登山神社のご利益や御朱印について、アクセス方法や周辺情報とともにお届けしました。
火災盗難除けや金運招福といったご利益の背景には、神犬の伝説など興味深いエピソードが隠されています。また、宝登山神社では、麓の本宮だけでなく、山頂の奥宮でも御朱印を授与いただくことができ、オリジナル御朱印帳も大変魅力的です。
季節ごとの絶景や秩父三社巡りなど、一度の参拝では味わい尽くせないほどの魅力が詰まった場所だと、筆者自身も強く感じています。日常の喧騒から離れ、心静かに自分と向き合う時間を求めている方は、ぜひ計画を立てて足を運んでみてください。