東京大仏の見どころと御朱印、周辺のおすすめランチ情報

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東京大仏の見どころと御朱印、周辺のおすすめランチ情報

東京都板橋区にある東京大仏は、奈良の東大寺や鎌倉の高徳院に次ぐ日本三大仏の一つとして知られています(諸説あり)。その壮大なスケールと歴史的背景から、多くの観光客が訪れる人気スポットです。

本記事では、東京大仏の見どころや御朱印の情報、アクセス方法、周辺のおすすめランチスポットなどについて詳しく紹介します。地元で人気の蕎麦屋や、東京大仏を訪問する際の注意点、初詣での注意点についても触れていますので、東京大仏を訪れる際の参考にしてください。

本記事で説明するポイント
• 東京大仏の歴史とその背景およびアクセス方法
• 東京大仏の見どころと御朱印の情報
• 周辺のおすすめランチスポット、特に蕎麦屋の情報
• 東京大仏訪問時の注意点、特に大晦日や正月三ヶ日での注意点
• 赤塚城跡と赤塚城跡の御城印についての情報

東京大仏の見どころや御朱印について

乗蓮寺の本堂

東京大仏は、東京都板橋区赤塚にある浄土宗のお寺、乗蓮寺に安置された大仏です。まずここでは、東京大仏について概要と歴史、東京大仏へのアクセス方法、東京大仏の見どころと、乗蓮寺でいただける御朱印について紹介します。

乗蓮寺:公式サイト

東京大仏の概要と歴史

東京大仏を正面から
諸説ありますが、乗蓮寺の東京大仏は、奈良の東大寺や鎌倉の高徳院に次ぐ、日本三大仏の3つ目に数えられています。3つ目として選ばれた基準が何かということですが、青銅製の鋳造大仏としてその大きさが、奈良の大仏、鎌倉の大仏に次いで、日本で3番目に大きいからだそうです。東京大仏は、基壇からの高さが13メートル、頭部だけで3メートルあります。重さは32トンにもなります 。

東京大仏のある乗蓮寺は、室町時代の応永年間(1394~1428年)に英蓮社了賢無的上人が、板橋の山中村(現在の板橋区仲町「専称院」の辺り)の草庵で浄土宗の教えを伝えるために創建したのが始まりです。

その後も乗蓮寺は、板橋信濃守忠康の菩提寺になるなど人々から信仰を集めており、天正19年(1591年)には徳川家康より10石の朱印地を賜り、その後も歴代の将軍から朱印地が与えられ、格式ある寺院となりました。

特に、寛保3年(1743)4月7日、浄土宗祖法然上人ご生誕の日に際し、八代将軍吉宗が鷹狩りの途中に参拝、雨宿りをしたのが縁となり、後に将軍の休息「御膳所」に指定されました。

第二次大戦中より戦後にかけて国道17号線の拡張、環状6号線の開設、首都高速5号池袋線の建設などのため、寺域が半減するに至り、昭和46年(1971年)より7年の歳月を費やして現在の場所に移転しました。現在の場所である板橋区赤塚は、千葉氏の旧赤塚城二ノ丸の城跡でもあります。

乗蓮寺の東京大仏は阿弥陀如来です。第24世の住職・若林隆道上人の発願によって建立され、昭和52年(1977年)に開眼されました。この東京大仏には、大正12年の「関東大震災」と昭和20年の「東京大空襲」における犠牲者を供養するとともに、そうした「天災」や「戦災」が二度と起きないようにとの願いが込められています。

東京大仏へのアクセス方法

東京大仏への地図

東京大仏のある乗蓮寺へのアクセスは、いくつかの方法があります。上の地図の赤丸で示す通り、最寄り駅としては東武東上線の下赤塚駅や成増駅、東京メトロの地下鉄赤塚駅や地下鉄成増駅、都営三田線の西高島平駅や新高島平駅などがあります。どの駅からも約1.5kmの距離にあり、徒歩では片道20分程度です。
おすすめのアクセス方法は、東武東上線の下赤塚駅か、東京メトロの地下鉄赤塚駅で下車し、赤塚中央通りを北上するルートです。途中で通りの名前が「東京大仏通り」に変わり、「赤塚植物園」の標識が見えたら左手の路地に入ると乗蓮寺の山門が見えてきます。下赤塚駅バス停から路線バス(下赤03)に乗り、赤塚八丁目バス停で下車すると、徒歩3分ほどで乗蓮寺に到着できます。

東京大仏の見どころ

東京大仏その2
東京大仏の見どころは、なんといってもその壮大なスケールの大仏様です。屋外にあり、大仏様のすぐそばまで行くことができるので、その迫力を肌で感じることができます。大仏様の後ろ側にもまわって見学することができます。背中から見ても、その大きさが半端ないと感じることができます。

さらに、乗蓮寺の境内には立派な本堂や歴史を感じさせる山門もあり、これらも見どころの一つです。特に山門は徳川家康から寄進された朱印地を持つ格式ある寺院の象徴であり、その歴史的価値は高いものです。

赤塚城二の丸跡

また、境内の一角には、千葉氏の旧赤塚城二ノ丸の城跡であることを示す石碑が建っています。お城にも興味のある方は、探してみるといいでしょう。

東京大仏でいただける御朱印

乗蓮寺の御朱印

東京大仏、乗蓮寺を訪れる際には、御朱印をいただくことも楽しみの一つです。乗蓮寺では、参拝者に向けて御朱印を提供しており、そのデザインはシンプルながらも美しいものです。御朱印は、参拝の証としてだけでなく、訪れた記念としても大切にされるものです。

御朱印をいただく際には、まず本堂でお参りを済ませ、その後に御朱印所でお願いするのが一般的な流れです。御朱印所は境内の入口横にありますので、訪れる際には事前に確認しておくとスムーズです。また、御朱印をいただく際には、心を込めてお参りすることが大切です。

乗蓮寺の御朱印は、その歴史と格式を感じさせるものであり、訪れた際にはぜひ手に入れておきたいものです。御朱印帳を持参し、東京大仏の訪問記念として大切に保管しましょう。

東京大仏周辺のランチとその他の情報

乗蓮寺の説明版

続いて、東京大仏周辺のランチスポットとしておすすめの蕎麦屋と、その他の情報として、東京大仏訪問時の注意点、東京大仏での初詣の注意点、赤塚城跡と御城印についても説明いたします。

周辺のランチスポット・おすすめ蕎麦屋

大仏そば

東京大仏を訪れた際には、周辺で美味しいランチを楽しむこともおすすめです。特に東京大仏周辺の蕎麦屋は、地元の味を堪能できるスポットとして人気があります。

まず、乗蓮寺から東京大仏通りまで出て、通りに沿って北に200mほど行くと、「美術館入口」という交差点があります。この交差点の角に「ひびき庵」という地元でも人気の蕎麦屋があります。また、乗蓮寺から東京大仏通りまで出て、通りに沿って南に100mほど行くと「大仏そば萬吉禎」という人気の蕎麦屋があります。なお、2025年1月現在、「大仏そば萬吉禎」は休業中となっているため、お出かけする際には注意が必要です。

そのほか蕎麦屋以外では、東武東上線の下赤塚駅や成増駅、東京メトロの地下鉄赤塚駅や地下鉄成増駅まで行けば、カフェやレストランが多数ありますので、ランチで困ることはなさそうです。

東京大仏訪問時の注意点

乗蓮寺の庭園

東京大仏を訪れる際には、いくつかの注意点があります。まず、訪問する時間帯に注意が必要です。特に11月下旬から12月上旬にかけての紅葉の季節などは、週末や祝日は多くの参拝者で混雑することも予想されるため、平日の午前中など比較的空いている時間帯を選ぶと良いでしょう。

ただし、乗蓮寺の開門時間は午前9時で、閉門時間が午後4時(最終入場午後3時45分)となっています。あまり朝早くに訪問しても入場できないので注意が必要です。また、閉門時間も比較的早いので、訪問時間が遅くならないようにも注意してください。

東京大仏のある乗蓮寺は歴史ある寺院であり、境内では静かに過ごすことが求められます。大声で話したり、走り回ったりすることは避け、他の参拝者への配慮を忘れないようにしましょう。さらに、境内には階段や段差が多いため、歩きやすい靴を履いて訪れることをおすすめします。特に雨の日は足元が滑りやすくなるため、注意が必要です。

東京大仏での初詣の注意点

乗蓮寺の山門

東京大仏・乗蓮寺では、雑踏事故防止並びに種々感染症予防の観点から、初詣での分散参拝を実施しています。また、大晦日、正月三ヶ日の参拝は出来るだけ控えるようにとのアナウンスを行っています。入場制限が実施される場合もありますので注意してください。

乗蓮寺では、大晦日、正月三ヶ日については、以下の方針で臨むことをアナウンスしています。

  • 「除夜の鐘」は「除日の鐘」とし、鐘撞は正午から実施(一般の方は撞くことはできません)
  • 大晦日の夜は閉門(開門時間は通常と同じ:午前9時〜午後3時45分)
  • 正月三ヶ日の開門時間も通常と同じ:午前9時〜午後3時45分
  • 「屋台村」中止、今後とも「屋台村」は実施しない
  • 御朱印の授与は1月中停止、2月以降は書置きのみで御朱印を授与
  • 「縁起物」を12月中旬より先行頒布し、1月いっぱい頒布を続ける

赤塚城跡と御城印

赤塚城の御城印

お城にも興味がある方なら、東京大仏を訪れた際には、境内にある旧赤塚城二ノ丸の城跡や、東京大仏通りを北に10分ほど行ったところにある赤塚城本丸跡なども一緒に訪れることをおすすめします。赤塚城跡は、歴史的な遺跡であり、戦国時代の城跡として知られています。現在は公園として整備されており、散策を楽しむこともできます。

赤塚城跡の御城印もいただくことができます。下赤塚駅を出て赤塚中央通りを北に200mほど行ったところにある文具の三光堂において赤塚城の御城印が発売されています。デザインの異なるもの2枚組のセットで770円です。東京大仏から下赤塚駅に徒歩で戻る際に立ち寄るといいでしょう。

まとめ:東京大仏の見どころと御朱印、周辺のおすすめランチ情報

本記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • 東京大仏は東京都板橋区の乗蓮寺にあり、1977年に関東大震災や東京大空襲の再発防止を願って建立された
  • 東京大仏は青銅製の鋳造大仏のなかで日本で3番目に大きいので、日本三大仏の一つとされることがある
  • 東京大仏への最寄り駅は東武東上線の下赤塚駅や成増駅などである
  • 徒歩でのアクセスは下赤塚駅から赤塚中央通りを北上するルートが最も便利
  • 東京大仏の見どころはその壮大なスケールと歴史的背景
  • 乗蓮寺の境内には立派な本堂と歴史を感じさせる山門がある
  • 御朱印は乗蓮寺の境内でいただける
  • 周辺のランチスポットとして蕎麦屋が人気で、 特に「ひびき庵」と「大仏そば萬吉禎」がおすすめ
  • 乗蓮寺では、大晦日、正月三ヶ日の参拝は出来るだけ控えるようにアナウンスを行っている
  • 赤塚城跡も近くにあり、下赤塚駅の近くにある文具の三光堂で御城印をいただける