熱海の「来宮神社」御朱印の種類や初穂料・授与方法まとめ

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熱海の「来宮神社」御朱印の種類や初穂料・授与方法まとめ

静岡県熱海市にある「来宮神社(きのみやじんじゃ)」は、自然と歴史が調和したパワースポットとして知られ、御朱印巡りを楽しむ人々にも高い人気を誇っています。この記事では、熱海の来宮神社での御朱印に関する情報を中心に、来宮神社の由緒やご利益、アクセス方法、御朱印の種類や限定デザイン、直書き・書き置きなどの授与方法、さらには御朱印の初穂料(値段)や受付時間まで、初めて訪れる方にもわかりやすく解説します。

また、来宮神社オリジナルの御朱印帳についても、サイズや初穂料(値段)、特に注目されている木製の御朱印帳の魅力を詳しく紹介。さらに、来宮神社で授与いただく御朱印が「下手」「かわいい」といった実際の評判も取り上げながら、参拝前に知っておきたいポイントを網羅しています。

熱海観光の合間に立ち寄れるアクセスの良さも魅力のひとつ。この記事を通じて、来宮神社での御朱印体験がより充実したものになるよう、丁寧にご案内していきます。

本記事で説明するポイント
・来宮神社の由緒やご利益、御神木「大楠」など境内の見どころ
・授与いただける御朱印の種類、限定デザイン、直書き・書置きなどの授与方法
・御朱印の初穂料(値段)、受付時間、授与場所などの詳細
・来宮神社オリジナル御朱印帳の種類(布製・木製・色違い)、サイズや初穂料(値段)

熱海の来宮神社でいただける御朱印の魅力を徹底解説

来宮神社の本殿前

ここではまず、来宮神社の由緒とご利益・見どころ、来宮神社へのアクセスと熱海駅からの行き方、来宮神社で授与いただける御朱印の種類と特徴、限定デザイン御朱印の魅力を紹介し、そして来宮神社の御朱印は「かわいい?」「下手?」などの実際の評判について考察し、熱海の来宮神社でいただける御朱印の魅力を徹底解説していきます。

来宮神社: 公式サイト

来宮神社の由緒とご利益・見どころ

熱海にある来宮神社は、静岡県熱海市にある歴史ある神社です。正式には「來宮神社」と旧字体での表記になりますが、本記事では簡単のため「来宮神社」と表記します。由緒は、社伝によると、和銅3年(710年)、熱海湾で神像のよう木の根が漁師の網に掛かり、これを近くの松の下に祀っていたところ、夢に五十猛命(いたけるのみこと)が現れ、潮騒が耳障りであるとの神託があり、現在地に遷祀したといい、「木の根」をご神体としたところから「木の宮」とされたとのこと。

来宮神社の主祭神は五十猛命で、自然や樹木の守護神として知られています。さらに、日本武尊(やまとたけるのみこと)や大己貴命(おおなもちのみこと)も祀られており、武運や商売繁盛、健康長寿など多岐にわたるご利益があるとされています。熱海の来宮神社は、全国に44社ある「キノミヤ神社」の総本社でもあり、格式の高さがうかがえます。平安時代には坂上田村麻呂が戦勝祈願を行ったという伝承も残っており、歴史的な背景も深い神社です。

天然記念物の大楠

来宮神社境内の見どころとしては、樹齢2100年を超える御神木「大楠」が特に有名です。この大楠は天然記念物にも指定さえています。幹周りは約24メートルもあり、1周すると寿命が1年延びるという言い伝えもあります。自然や樹木の守護神である五十猛命を主祭神にお祀りする神社にふさわしいパワースポットとも言えるでしょう。「大楠」は夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で参拝することも可能です。

また、境内にはハート型の落ち葉や装飾が点在しており、恋愛成就を願う人々にも恋愛成就のパワースポットとして人気があります。見た目も可愛く、フォトスポットとしても魅力的で、スマートフォン用のスタンドが設置されている場所もあるため、記念撮影にも便利です。そのほか、参集殿併設の「茶寮・報鼓(ほうこ)」と名付けた休憩所をはじめ、大楠脇の五色の杜の「茶寮・五色の杜」、参集殿屋上階「厨・楠の香」、鳥居脇の「鳥居の結び葉」と、境内にはお洒落なカフェが複数個所設けられているのも来宮神社の特徴です。

このように、来宮神社はご利益の多さだけでなく、自然や歴史、パワースポット、フォトスポット、お洒落なカフェなど、お参りとともに楽しめるスポットとして、多くの参拝者を惹きつけています。

来宮神社へのアクセスと熱海からの行き方

来宮神社は、熱海市の中心部から非常にアクセスしやすい場所にあります。最寄り駅はJR伊東線の「来宮駅」(熱海駅の隣の駅)で、駅からは徒歩約5分と、初めて訪れる方でも迷いにくいロケーションです。また、JR熱海駅からも徒歩で約20分(約1.5km)の距離にありますので、熱海での宿泊や観光の際に、熱海の街並みを楽しみながら散策がてら参拝するのもおすすめです。

一方、車で訪れる場合は、東京方面からは茅ヶ崎海岸ICを経由して約1時間、関西方面からは大場・函南ICから約30分でアクセスできます。海沿いを走るルートは景観も良く、ドライブにも適しています。ただし、駐車場には注意が必要です。来宮神社の第1駐車場はバス専用で、一般車は第2・第3駐車場、または鳥居横の駐車スペースを利用します。合計で約50台分の駐車が可能ですが、混雑時には満車になることもあります。

駐車料金は時間帯によって異なり、日中(9時~17時)は90分300円、夜間(17時~翌9時)は60分200円です。なお、御祈祷を受けた場合や授与品を1,000円以上受けた場合には、駐車料金が無料になるサービスもあります。社務所で駐車サービス券を受け取るのを忘れないようにしましょう。

このように、来宮神社は公共交通機関でも車でもアクセスしやすく、熱海での宿泊や観光の合間に立ち寄るのにも適した神社です。アクセスの良さは、旅行中のスケジュールにも柔軟に組み込みやすい大きな魅力と言えるでしょう。

来宮神社の御朱印・種類と特徴

来宮神社の御朱印3種

来宮神社では、御本社である来宮神社の御朱印(上の写真の左端)と、摂社である来宮弁財天の御朱印(上の写真の中央)と、兼務社である湯前神社の御朱印(上の写真の右端)の3種類の御朱印を授与いただけます。いずれも御朱印の基本的なデザイン構成は共通しています。

来宮神社の通常版の御朱印は、右上に墨書きで「熱海」、左端に墨書きで参拝日「年月日」、そして中央に墨書きで「來宮神社」の文字と上下に「來宮神社」の神社朱印と「日本三大大楠天然記念物」の朱印というデザインです。

来宮弁財天の御朱印は、右上に墨書きで「熱海」、左端に墨書きで参拝日「年月日」、そして中央に墨書きで「來宮辨財天」の文字と上下に「來宮辨財天」の神社朱印と「蛇のイラスト」の朱印というデザインです。

湯前神社の御朱印は、右上に墨書きで「熱海」、左端に墨書きで参拝日「年月日」、そして中央に墨書きで「湯前神社」の文字と上下に「湯前神社」の神社朱印と「温泉マーク」の朱印というデザインです。

来宮神社では御朱印を授与いただくと、特製ポストカードや団扇などのグッズもあわせていただけます。ポストカードの場合、配布枚数やデザインなどは不定期に更新されます。ポストカードや団扇は、御朱印の授与時以外にも、お守りの授与時や、御神札を受けた際にもいただけます。

来宮弁財天について

来宮弁財天

来宮神社の境内に鎮座する来宮弁財天は、芸能や立身出世、営業繁盛、身体健全などのご利益があるとされる、非常に霊験あらたかな神様として知られています。また、毎年11月23日の弁天祭にのみ御開帳される「来宮弁財天像」は、明治時代の名彫刻家である高村光雲によって彫られたもので、貴重な文化財となっています。来宮弁財天は、来宮神社の境内にありますので、来宮神社に参拝の際には忘れずにお参りしていきましょう。

湯前神社について

熱海の湯前神社

湯前神社(ゆぜんじんじゃ)」は、天平勝宝元年(749年)に創建された熱海温泉の守護神社として知られる歴史ある神社です。昔、熱海の温泉が湧き出た際に「病を除く効果がある温泉がある」との神託を受けて祠を建てたのが湯前神社の始まりとされます。以来、熱海温泉の源泉「大湯(おおゆ)」を守る神社として、地元の人々や湯治客に篤く信仰されてきました。ご祭神は、医薬・温泉・酒造・穀物の神として知られる少彦名命(すくなひこなのみこと)で、病気平癒や健康祈願にご利益があるとされています。

湯前神社は来宮神社の境内の外500mほど少し離れた場所にありますが、来宮駅から徒歩約7分、熱海駅からは徒歩約12分とアクセスしやすい場所にあるので、来宮神社へお参りする前に立ち寄って先にお参りし、来宮神社での参拝時にあわせて湯前神社の御朱印も一緒に授与いただくのが効率的です。

限定デザイン御朱印の魅力

来宮神社では、季節や行事に応じて限定デザインの御朱印を頒布することがあります。これらは、上で紹介した通常版の御朱印とは異なり、特別な印や色使いが施されており、参拝の記念としても人気です。例えば、御神木「大楠」をモチーフにした楠の木の特別御朱印は大変人気があります。

ただし、こうした限定デザイン御朱印は数に限りがある場合が多く、早めの時間帯に訪れないと授与が終了していることもあります。また、デザインの更新時期や内容は公式に告知されないこともあるため、事前に確認しておくと安心です。

このように、来宮神社の限定デザイン御朱印は、参拝の思い出をより特別なものにしてくれる存在です。旅のタイミングに合わせて、どのような御朱印が授与されているかをチェックしてみるのも楽しみの一つと言えるでしょう。

来宮神社の御朱印は「かわいい?」「下手?」実際の評判

来宮神社の御朱印については、「かわいい」「おしゃれ」といった好意的な声が多く見られます。筆者の見解ですが、楷書の墨書きで「熱海」という文字が大きく入っている点が、わかりやすくインパクトもあり、熱海を訪れた記念として特別感があるからでしょう。また、「來宮神社」の神社朱印には2羽の朱雀(すざく)のイラストが描かれていますが、このクジャクに似た朱雀の絵が、かわいいという印象を与えているかもしれません。

一方で、「字が下手に見える」と感じる人も一部にいるようでが、これは、御朱印の書き手の個性による印象の違いが影響していると考えられます。これを「下手」と感じるか、「味がある」と受け取るかは、見る人の感性によって分かれるところです。御朱印はあくまで信仰の証であり、芸術作品ではないため、完璧な書体を求めるものではないとも言えます。

このように、来宮神社の御朱印は「かわいい」と感じる人が多い一方で、手書きの個性に対して好みが分かれることもあります。御朱印の本来の意味を理解しつつ、デザインや雰囲気を楽しむことが大切です。

熱海来宮神社の御朱印・御朱印帳の授与情報

来宮神社の大楠

続いて、来宮神社での御朱印授与方法、「直書き」や「書置き」について、御朱印で納める初穂料(値段)、御朱印の受付場所と受付時間、そして来宮神社の御朱印帳の種類とサイズ・初穂料(値段)などの詳細、更に木製の御朱印帳の魅力nあど、熱海来宮神社の御朱印および御朱印帳の授与情報に関して詳細に解説していきます。

御朱印授与方法「直書き」「書置き」

来宮神社では、来宮神社・来宮弁財天・湯前神社の3種類の御朱印の授与方法としては、基本的に「直書き」と「書置き」のどちらでも対応が可能です。ただし、「楠の木の特別御朱印」のように、限定デザイン御朱印などで、御朱印帳への記帳ができない御朱印については、書置きでの授与のみとなります。

直書きは、御朱印帳にその場で神職が手書きしてくれる形式です。手書きならではの温かみがあり、旅の記念として特別感を味わいたい方におすすめです。ただし、混雑時や神職が不在の場合には対応できないこともあります。

御朱印で納める初穂料(値段)

来宮神社境内のカフェ

来宮神社で授与いただける御朱印の初穂料(値段)は、来宮神社・来宮弁財天・湯前神社いずれの御朱印も基本的に1つ500円のお納めです。これは授与方法が、直書きでも書置きでも同じ金額となります。

なお、限定デザイン御朱印では、御朱印の初穂料(値段)が1つ500円よりも高額に設定されている場合があります。例えば、台紙が本物の「楠の木」でできている「楠の木の特別御朱印」は初穂料が1つ1,000円のお納めとなります。

御朱印の受付場所と受付時間

来宮神社の御朱印は、境内にある「参集殿(さんしゅうでん)」で授与されています。参集殿は本殿に向かって左手に位置しており、御朱印のほか、御朱印帳、お守り、御札の授与も行われている場所です。

受付時間は午前9時から午後5時までとなっており、この時間内であれば、御朱印その他の授与品の授与を受けることができます。御神木「大楠」がライトアップされる夜間にも参拝は可能ですが、午後5時をすぎると御朱印の受付がされないので注意が必要です。

御朱印帳の種類とサイズ・初穂料(値段)などの詳細

来宮神社の御朱印帳3種

来宮神社では、来宮神社オリジナルデザインの3種類の御朱印帳が頒布されています。主なタイプとしては、上の写真の上側2種のような布製の御朱印帳(表面が布でできている一般的なタイプのもの)と、上の写真の下側のような木製の御朱印帳(表紙・裏表紙が木製のもの)とがあり、布製の御朱印帳は色違いで2種類があります。

まず、布製の御朱印帳は、表紙に大楠をモチーフにしたデザインが施されているのが特徴で、背景が黄色(上の写真の右側)と緑色(上の写真の左側)との2種類があります。これら布製の御朱印帳の初穂料(値段)は、黄色と緑色いずれも1つ1,800円です。御朱印帳には、来宮神社の御本社の御朱印が直書きで記帳されています。布製の御朱印帳のサイズは標準的で、御朱印を集めるのに十分なページ数が確保されています。

木製の御朱印帳の魅力とは?

一方、木製の御朱印帳は、表紙と裏表紙が来宮神社の御神木「大楠」と同じ楠の木を使用しています。サイズは一般的な御朱印帳と同様で、御朱印を集めるのに十分なページ数も確保されています。木製の御朱印帳の初穂料(値段)は1つ2,500円のお納めで、素材の特性を考えると納得のいく設定です。なお、木製の御朱印帳にも、来宮神社の御本社の御朱印が直書きで記帳されています。

木製の御朱印帳は、他の神社ではあまり見かけない特別なアイテムとして注目されています。その最大の魅力は、御神木「大楠」と同じ楠の木を使用している点にあり、木の香りがほんのりと漂い、手に取った瞬間から自然の力を感じられるような感覚があります。

また、木製ならではの質感と重厚感があり、一般的な紙や布の御朱印帳とは一線を画す存在感があります。表面には楠の葉をあしらったデザインが施されており、見た目にも上品で落ち着いた印象を与えます。これにより、御朱印を受け取るたびに特別な気持ちになれるという声も多く聞かれます。

ただし、木製であるがゆえに多少の重さがあることや、水濡れに注意が必要といった点もあります。持ち歩く際には、専用のカバーや袋に入れて保護するのが安心です。

まとめ:熱海の「来宮神社」御朱印の種類や初穂料・授与方法まとめ

来宮神社の境内の雰囲気

本記事の内容をまとめると次の通りです。

  • 来宮神社は静岡県熱海市にある歴史ある神社である
  • 主祭神は五十猛命で、自然や樹木の守護神として信仰されている
  • 日本武尊や大己貴命も祀られ、武運や商売繁盛など多様なご利益がある
  • 樹齢2100年超の御神木「大楠」が有名で、1周すると寿命が延びるとされる
  • 境内にはハート型の装飾が点在し、フォトスポットや恋愛成就のパワースポットとしても人気
  • 御朱印は来宮神社・来宮弁財天・湯前神社の3種類が授与されている
  • 各御朱印には神社名やシンボルが墨書きと朱印で記されている
  • 限定デザインの御朱印もあり、季節や行事に応じて頒布される
  • 限定御朱印は数に限りがあり、早めの参拝が望ましい
  • 通常版の御朱印の授与方法は直書きと書置きの両方に対応している
  • 御朱印の初穂料は1つ500円が基本で、限定デザイン御朱印は1,000円のものもある
  • 御朱印の受付場所は境内にある参集殿で、受付時間は9時から17時まで
  • 来宮神社の御朱印帳は布製2種と木製1種があり、デザインには大楠のモチーフを使用
  • 木製の御朱印帳には楠の木を使用し、香りや質感に特別感がある
  • 来宮神社はJR来宮駅から徒歩5分、熱海駅からも徒歩圏内でアクセスが良好