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川越で御朱印巡りを楽しみたいと考えている方にとって、川越氷川神社は外せないスポットです。縁結びのご利益で名高いこの神社は、歴史ある社殿や、かわいい御朱印帳、季節限定の多彩な御朱印など、魅力が豊富です。
この記事では、川越氷川神社の御朱印の種類や受付時間、直書き対応の有無などを詳しく紹介するとともに、川越氷川神社を中心にした、おすすめの御朱印巡りコースもご案内します。周辺にある三芳野神社や川越城など、御朱印や御城印がいただけるスポットを含めた御朱印巡りもおすすめコースを紹介することで、初めての方でも安心して楽しめる内容となっています。
- 本記事で説明するポイント
- ・川越氷川神社の御朱印の種類と授与方法
・御朱印巡りにおすすめのルートとアクセス方法
・三芳野神社や川越城で授与される御朱印・御城印の情報
・川越氷川神社の御朱印帳や限定御朱印の魅力
川越の御朱印巡りにおすすめ川越氷川神社の魅力

ここではまず、川越氷川神社の由緒とご利益、川越氷川神社で授与いただける通常版の御朱印と限定版の御朱印、川越氷川神社の御朱印の受付場所と受付時間、御朱印の直書き対応について、川越氷川神社の御朱印帳の種類などを詳しく解説し、川越での御朱印巡りにおすすめの川越氷川神社の魅力をお伝えします。
小江戸川越観光協会: 小江戸川越ウェブ
川越氷川神社の由緒とご利益
川越氷川神社は、埼玉県川越市に位置する歴史ある神社で、創建は古墳時代の欽明天皇2年(541年)と伝えられています。1500年以上の歴史を持ち、この地域の総鎮守として古くから人々の信仰を集めてきました。
川越氷川神社の特徴は、祀られている五柱の神々がすべて家族関係にあることです。主祭神の素盞嗚尊(すさのおのみこと)を中心に、妃神の奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、その両親である脚摩乳命(あしなづちのみこと)と手摩乳命(てなづちのみこと)、そして子神とされる大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。
このような神々の構成から、川越氷川神社は「縁結び」「夫婦円満」「家庭円満」「安産」「子育て」など、家族に関するご利益があるとされています。特に縁結びの神社として全国的に知られており、良縁を願う参拝者が多く訪れます。このように、川越氷川神社は歴史と信仰が深く結びついた場所であり、家族や人とのつながりを大切にしたい方にとって、非常に魅力的な神社です。
川越氷川神社へのアクセスは、JR・東武の川越駅前から路線バス(川越06系統など)で約10分と便利です。なお、川越氷川神社は、川越エリアでとくに人気の高い神社であるため、休日や縁結びイベントなどの時期には混雑することもよくあります。静かに参拝したい方は、平日の午前中などを狙うとよいでしょう。
川越氷川神社で授与いただける通常版の御朱印

川越氷川神社で授与いただける通常版の御朱印は上の写真にあるとおり、右端に墨書きで「奉拝」の文字とその左横に墨書きで「川越総鎮守」の文字、なお「奉拝」の文字の「奉」と「拝」の間には社紋の「雲菱印」が押されています。また、左端には墨書きで参拝日と左下隅に川越氷川神社の小さな朱印、そして中央には墨書きで「氷川神社」の文字と大きな社印が押印されています。このように川越氷川神社で授与いただける通常版の御朱印は、シンプルながらも格式あるデザインとなっています。初穂料(御朱印の値段)は500円です。

また、川越氷川神社では、上の写真にあるような八坂神社の御朱印も授与いただけます。八坂神社は川越氷川神社の境内にある摂社です。ご祭神は、川越氷川神社の主祭神と同じ、素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。ただし、八坂神社のほうは、牛頭天王との神仏習合である「祇園信仰」(京都の祇園・八坂神社が総本社)によるものです。ご利益は、疫病退散や厄除け、家内安全などです。こちらも初穂料(御朱印の値段)は500円です。
川越氷川神社で授与いただける限定版の御朱印

川越氷川神社では、季節や祭事に合わせた限定版の御朱印が頒布されています。例えば上の写真の御朱印は、川越氷川神社のそばを流れる新河岸川の桜並木を水彩画風イラストにした見開きサイズの御朱印です。
川越氷川神社では、このように特別なデザインや色使いが施されている限定版の御朱印が頒布されているので、お参りするたびに異なるデザインの御朱印を授与いただくことができ、御朱印巡りが一層楽しくなります。
限定版の御朱印の初穂料(御朱印の値段)は、素材などによって異なる場合もありますが、一般的には、通常サイズが500円、見開きサイズが1,000円です。デザインは時期によって異なるため、事前に川越氷川神社の公式サイトやSNSで最新情報を確認することをおすすめします。
川越氷川神社の御朱印の受付場所と受付時間
川越氷川神社の御朱印の受付場所は、境内にある社務所です。社務所の場所は、拝殿の斜め前にあり、わかりやすい場所にあります。御朱印その他の授与品の受付時間は、基本的に午前8時から午後4時半までですが、祭事や季節によって変更される場合があります。
特に土日祝日や縁結びイベントの開催期間は、参拝者が集中するため、御朱印の授与に時間がかかることがあります。事前に川越氷川神社の公式サイトやSNSで最新情報を確認し、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
川越氷川神社の御朱印の直書き対応は?
川越氷川神社では、通常版、限定版ともに御朱印の直書き対応は行われていません。川越氷川神社で授与いただける御朱印は、全てあらかじめ紙に書かれた書置きの御朱印となります。摂社の八坂神社の御朱印についても同様に直書き対応はなく、書置きのみでの授与となります。
川越氷川神社の御朱印帳の種類

川越氷川神社では、オリジナルの御朱印帳が複数種類頒布されています。デザイン性が高く、御朱印巡りを楽しむ方に人気のアイテムです。主な種類としては、和風柄の御朱印帳(上の写真の手前側)と「まもり結び」をモチーフにしたカラフルな御朱印帳(上の写真の奥側)があります。
和風柄は落ち着いた雰囲気で、伝統的な神社らしさを感じさせる一方、「まもり結び」デザインは明るく華やかで、若い世代にも好まれています。なお、「まもり結び」の御朱印帳は上の写真以外にも色違いが全12色あります。初穂料(御朱印帳の値段)は、一冊1,500円です。
川越氷川神社と一緒に御朱印巡りのおすすめコース

次に、川越氷川神社と一緒に御朱印巡りできるおすすめの御朱印巡りコースを紹介し、この御朱印巡りコースで訪れる三芳野神社の見どころと御朱印情報、そして川越城本丸御殿の見どころと御城印情報について詳しく解説します。
川越氷川神社と一緒に御朱印巡りできるおすすめコース紹介
川越には御朱印を授与いただける神社仏閣が多数あります。川越氷川神社のほかには、例えば、三芳野神社、川越熊野神社、川越八幡宮、仙波東照宮などの神社、喜多院、蓮馨寺などの寺院、そして御城印をいただける川越城本丸御殿など、多数あります。これらの神社仏閣を一日で全て回るのは現実的ではありませんので、ここでは、上で紹介した川越氷川神社と一緒に御朱印巡りできるおすすめコースを紹介します。

御朱印巡りのおすすめコースは、上の地図にあるとおり「①三芳野神社 → ②川越城本丸御殿 → ③川越氷川神社」の順で巡るルートです。川越氷川神社のほか、三芳野神社で御朱印を授与いただくことができ、川越城本丸御殿で御城印をいただくことができます。三芳野神社と川越城本丸御殿の見どころなどは後述します。
JR・東武の川越駅からスタートする場合、「小江戸名所めぐりバス」や「小江戸巡回バス」を使うと便利です。「川越駅(西口/東口)」から約18分乗車して「博物館前」で下車します。ちなみに、ここは川越市立博物館の前のバス停です。川越市立博物館では、城下町川越の歴史に関する資料が展示されているので、興味があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。
川越市立博物館から道路を渡った正面にある初雁公園に入っていくと、すぐ右手に川越城本丸御殿があり、その先の左手前方に三芳野神社の境内があります。「三芳野神社」の大きな看板もあるのでわかりやすいと思います。博物館前バス停から三芳野神社までは約300mで徒歩5分くらいです。
三芳野神社を参拝したあと、少し戻って川越城本丸御殿を見学します。なお、三芳野神社と川越城本丸御殿との順番はどちらが先でも問題ありません。そして、川越城本丸御殿を見学した後は、徒歩で川越氷川神社に向かいます。距離は約600mで、徒歩10分くらいです。
川越氷川神社での参拝を終えたあとは、バス停「川越氷川神社」から約20分乗車して「川越駅(西口/東口)」に戻ります。時間があれば、途中の「一番街」「仲町」「蔵の街」で途中下車して、蔵造りの街並みを散策し、食事やショッピングなどを楽しむのもおすすめです。
三芳野神社の見どころと御朱印情報

上で紹介した御朱印巡りのおすすめコースの最初に訪問する三芳野神社は、川越城の鎮守として平安時代初期に創建された由緒ある神社です。童謡「通りゃんせ」の発祥地としても知られており、参道にはその歌詞にちなんだ「天神さまの細道」が残されています。歴史的背景と文化的価値が融合した神社として、多くの参拝者が訪れています。
見どころの一つは、朱塗りの美しい社殿です。平成31年に修復工事が完了し、鮮やかな朱色と黒漆のコントラストが印象的な建物に生まれ変わりました。拝殿・幣殿・本殿からなる権現造りの構造は、江戸時代の建築様式を今に伝えています。境内には、商売繁盛のご利益がある蛭子社と大黒社もあり、それぞれ恵比須天と大黒天が祀られています。拝殿の前方に向かい合って配置されており、参拝の際には両方を訪れるのがおすすめです。

三芳野神社では上の写真のような御朱印を書置きで授与いただくことができます。初穂料(御朱印の値段)は500円です。御朱印の受付場所は、三芳野神社の境内にある社務所となりますが、川越氷川神社の兼務社であることから神職が不在のことが多く、不在の場合は、川越氷川神社の社務所で三芳野神社の御朱印を授与いただけます(なので、川越氷川神社よりも先に三芳野神社を参拝しておいた方が二度手間にならずにスムーズです)。
川越城本丸御殿の見どころと御城印情報

川越城は、室町時代に太田道灌によって築かれた城で、江戸時代には北の守りとして重要な役割を果たしました。現在では、本丸御殿を中心に一部の建物が保存されており、川越の歴史を体感できる貴重な場所となっています。
見どころの中心は、現存する本丸御殿です。将軍家光の御成御殿として建てられたとされ、現在も玄関・大広間・家老詰所が残されています。特に大広間は国内でも数少ない現存例で、埼玉県の重要文化財に指定されています。
家老詰所では、藩政を担った家老たちの生活が人形で再現されており、当時の様子を具体的に知ることができます。また、富士見櫓跡や中ノ門堀跡など、城の防御施設の名残も見学可能です。川越城本丸御殿の入館料は大人100円です。

川越城の通常版の御城印(書置き330円)は上の写真にあるようなものとなります。川越城本丸御殿や川越市立博物館の受付窓口で販売されていますが、不定期に枚数限定で販売されるため、タイミングによって売り切れとなっている場合もあるので注意が必要です。例えば、2025年5月28日には「川越城 御城印 通常版第4弾」として200枚限定で販売されています。
そのほかにも、川越城の限定版の御城印が、市内の指定店舗で販売されることもあります。例えば、「川越市市制施行100周年記念PRパートナー」というバージョンの川越城の限定版の御城印(書置き1,500円)が販売されたこともあります。これは、手漉き和紙を使用した豪華なものでした。
まとめ:川越氷川神社と御朱印巡りコースで訪ねる歴史とご利益スポット

本記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 川越氷川神社は1500年以上の歴史を持つ古社である
- 家族の神々を祀ることから縁結びや家庭円満のご利益がある
- 通常版の御朱印は墨書きと社紋が入った格式あるデザインである
- 摂社である八坂神社の御朱印も川越氷川神社で授与可能である
- 限定版の御朱印は季節や祭事に応じてデザインが変わる
- 限定版の御朱印には見開きサイズもあり、初穂料は1,000円である
- 御朱印の受付場所は社務所で、通常の受付時間は8時〜16時半である
- 川越氷川神社の御朱印はすべて書置きで授与される
- 川越氷川神社のオリジナル御朱印帳は和風柄と「まもり結び」デザインがある
- 「まもり結び」御朱印帳は全12色の色違いがある
- 三芳野神社は「通りゃんせ」発祥の地として知られている
- 三芳野神社の御朱印は書置きで、川越氷川神社の社務所でも授与可能である
- 川越城本丸御殿では本丸御殿内の見学が可能で、在庫があれば御城印も入手できる
- 川越城の御城印は通常版と限定版があり、いずれも販売数に限りがある
- 川越での御朱印巡りのおすすめコースは、三芳野神社→川越城→川越氷川神社である