鎌倉大仏の高徳院でいただける御朱印・御朱印帳の魅力と種類

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鎌倉大仏の高徳院でいただける御朱印・御朱印帳の魅力と種類

鎌倉大仏のある高徳院の御朱印や御朱印帳に関心のある方々にとって、この記事は役に立つでしょう。本記事では、高徳院の歴史をはじめ、高徳院で拝受できる御朱印の種類、直書き対応の詳細、さらには限定御朱印の情報まで、知っておきたいポイントを網羅しています。また、御朱印をいただく場所や時間、そして御朱印帳の種類についても詳しく解説します。

さらに、高徳院周辺の神社やお寺、特に御霊神社や長谷寺の見どころと、拝受できる御朱印についても紹介します。鎌倉大仏の高徳院でいただける御朱印に関する情報をしっかりと把握し、充実した参拝をお楽しみください。

本記事で説明するポイント
• 鎌倉大仏のある高徳院の歴史とその概要
• 高徳院でいただける御朱印及び御朱印帳の種類と詳細
• 御朱印の直書き対応や限定御朱印の情報
• 高徳院へのアクセス方法
• 高徳院周辺の神社やお寺の見どころと御朱印の情報

鎌倉大仏の高徳院:御朱印と御朱印帳の魅力

鎌倉大仏全景

鎌倉のシンボルのひとつが鎌倉大仏。ここでは、鎌倉大仏のある高徳院について触れるとともに、高徳院でいただくことのできる御朱印や御朱印帳について詳しく紹介します。

鎌倉大仏殿高徳院: 公式サイト

拝観料: 一般及び中・高校生 300円、小学生 150円、幼児 無料

鎌倉大仏の高徳院について

鎌倉大仏が安置されている高徳院は、浄土宗の仏教寺院です。高徳院の本尊である鎌倉大仏は、正式には「国宝銅造阿弥陀如来坐像」と呼ばれ、1252年に造立が開始されました。鎌倉大仏は、奈良の大仏と並び、日本三大大仏の一つに数えられています。

当初、大仏は大仏殿に収められていましたが、1334年と1369年の大風、1498年の大地震により大仏殿が倒壊し、以後は露坐の状態で現在に至っています。江戸時代中期には、浅草の商人野島新左衛門の寄進により修復が行われました。

高徳院の開祖である法然上人は、万人の救済を本願とし、阿弥陀如来に帰依することで極楽浄土に迎え入れられると説きました。この教えは、現在でも多くの人々に信仰されています。

なお、高徳院のご本尊である阿弥陀如来が、無限の光と慈悲ですべての人々を救い続けてくださることから、高徳院お参りには、苦難厄難を逃れ、福徳円満を授けてくださるご利益があるとされています。

御朱印の種類と特徴

高徳院2種の御朱印

高徳院では上の写真のような2種類の御朱印をいただくことができ、それぞれ異なる特徴を持っています。

「阿弥陀如来」の御朱印

1つ目は「阿弥陀如来」の御朱印です(上の写真の左側)。これは、鎌倉大仏の本尊である阿弥陀如来を表しており、中央に「阿弥陀如来」と書かれています。上部には「鎌倉大仏殿」の印が押され、左下には「高徳院」の文字が記されています。

「南無聖観世音」の御朱印

2つ目は「南無聖観世音」の御朱印です(上の写真の右側)。こちらは、観音菩薩を表しており、中央に「南無聖観世音」と書かれています。右上には「鎌倉観世音第二十三番」の印が押され、左下には「高徳院」の文字が記されています。鎌倉大仏の裏手にある観月堂には、徳川二代将軍秀忠の寄進と伝わる本尊聖観音立像と、高徳院を再興した祐天上人坐像が祀られています。また、「鎌倉三十三観音霊場」は、鎌倉市中心部の寺に限定して霊場が選定されているものです。

御朱印の直書き対応について

高徳院では、御朱印を直書きでいただくことができます。直書きとは、持参した御朱印帳に記帳してもらう形式のことです。これにより、手書きの温かみや個別の対応が感じられ、特別な記念となります。高徳院では、直書きの御朱印は1つにつき500円でいただくことができ、書置きの御朱印(貼付用印刷紙朱印)は1つ300円でいただくことができます。

ただし、直書き対応にはいくつかの注意点があります。まず、混雑時には待ち時間が発生することがあります。特に週末や祝日などの繁忙期には、御朱印を記帳してもらうまでに時間がかかることがあるため、余裕を持って訪れることをおすすめします。

また、直書き対応の時間帯が午前9時から午後3時までと限られているため、参拝する時間など事前に計画しておくと安心です。さらに、直書き対応を希望する場合は、御朱印帳を持参する必要があります。御朱印帳を忘れてしまった場合でも、現地で購入することができますが、事前に準備しておくとスムーズです。

限定御朱印の情報

高徳院では、季節限定の特別御朱印も頒布されることがあります。これらの限定御朱印は、毎年デザインが変わるため、コレクターにとっては貴重なものとなっています。例えば、春季限定の御朱印として、見開き2ページの御朱印紙に右側には「阿弥陀如来」の御朱印、左側には桜の木と鎌倉大仏のイラストが描かれたものが頒布されたりしました。

限定御朱印をいただく際には、頒布期間や時間帯を事前に確認しておくことが重要です。特に人気のある限定御朱印は、早い時間に頒布が終了してしまうこともあるため、早めに訪れることをおすすめします。

また、限定御朱印は数量限定であることが多いため、確実に手に入れたい場合は、事前に情報を収集し、計画的に訪れることが大切です。このように、限定御朱印は特別な記念となるため、ぜひ鎌倉大仏殿高徳院の公式サイトなどをチェックしてみてください。

御朱印帳の種類

高徳院の御朱印帳

高徳院では、鎌倉大仏の御朱印帳を2種類頒布しています。これらの御朱印帳は、それぞれ異なるデザインと特徴を持ち、訪れる人々に人気があります。
1つ目の御朱印帳は、青色の地に文様が施されたものです。表面には鎌倉大仏が金色で大きく描かれ、左上には「御朱印帳」の金文字が入っています。裏面には、中央に金色で「鎌倉大佛殿高徳院」の印章が描かれています。このデザインは、鎌倉大仏の荘厳さと美しさを表現しています。

2つ目の御朱印帳は、灰色の地に花の文様が施されたものです。こちらも表面には鎌倉大仏が銀色で大きく描かれ、左上には「御朱印帳」の銀文字が入っています。裏面には、中央に銀色で「鎌倉大佛殿高徳院」の印章が描かれています。このデザインは、落ち着いた雰囲気と上品さを兼ね備えています。

どちらの御朱印帳も、鎌倉大仏を訪れた記念として、また信仰の証として大切にされるアイテムです。訪れる際には、ぜひお気に入りの御朱印帳を手に入れてみてください。

御朱印・御朱印帳の場所と時間

高徳院で御朱印をいただく際の場所と時間についてご紹介します。御朱印は境内に入り、大仏に向かって右側にある御朱印所で拝受することができます。御朱印所は、境内の中でもわかりやすい場所に位置しており、初めて訪れる方でも迷うことなく見つけられるでしょう。

御朱印の受付時間は、書置きの御朱印(貼付用印刷紙朱印)については、午前8時から午後4時30分まで、御朱印帳へ記帳する直書きの御朱印については、午前9時から午後3時までとなっています。書置きと直書きで受付時間が異なるので注意が必要です。

また御朱印帳は、御朱印所の横の札所(直営売店)で購入可能です。札所(直営売店)の営業時間は午前8時30分から午後4時45分までです。御朱印帳については、高徳院のオンラインショップからネット通販で入手することも可能です。御朱印帳の代金1,800円と送料(レターパック実費)の合計になります。

なお、高徳院を拝観できる開門時間については、御朱印所や札所(直営売店)の営業時間とは異なります。開門時間は、4月〜9月:午前8時〜午後5時30分、10月〜3月:午前8時〜午後5時(入場は閉門15分前まで)です。

鎌倉大仏の高徳院:アクセスと周辺の見どころ

江ノ電の長谷駅にて

続いて、鎌倉大仏が安置されている高徳院へのアクセス方法と、高徳院周辺の見どころとして、御霊神社や長谷寺と、そこで拝受できる御朱印についても紹介します。

鎌倉大仏 高徳院へのアクセス

鎌倉大仏が安置されている高徳院へのアクセス方法は、電車、バス、車のいずれも利用することができます。電車での最寄り駅は江ノ島電鉄の長谷駅で、ここから徒歩約7分の距離にあります。例えば、東京方面から公共交通機関を使ったアクセスなら、JR横須賀線で鎌倉まで行き、JR鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗り換え、長谷駅で下車します。

江ノ島電鉄で鎌倉駅から長谷駅までの所要時間は約5分です。長谷駅を出て、海とは反対方向に進むと、高徳院への案内看板が見えてきます。観光客が多く訪れるため、迷うことなく到着できるでしょう。高徳院には電車を利用するのがおすすめです。

鎌倉駅からバスを利用することも可能です。鎌倉駅東口バス乗り場から江ノ島電鉄バスまたは京浜急行バスに乗車し、「大仏前」停留所で下車します。バス停から高徳院までは徒歩1分程度です。ただし、繁忙期には道路が渋滞することがあるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

車でのアクセスは、横浜横須賀道路の朝比奈ICから一般道を通り、鎌倉大仏がある県道32号線沿いの駐車場を目指します。ただし、観光シーズンには鎌倉市内は混雑することが多く、渋滞に巻き込まれたり、駐車場の確保が難しかったりするため、あまりおすすめできません。

周辺の神社と寺について

高徳院周辺には、歴史的な神社や寺院が数多く点在しています。これらの場所も一緒に訪れることで、鎌倉の魅力をより深く感じることができるでしょう。そのなかでも、魅力的な御朱印をいただくことのできるお寺と神社を紹介します。

長谷寺の魅力と御朱印

長谷寺の山門
まず、長谷寺は高徳院から徒歩約7分の距離にあります。高徳院から長谷駅に向かう途中で右手に少し入ったところにあります。長谷寺は、奈良時代に創建された古い寺院で、特にアジサイの名所として知られています。広い庭園や美しい景観が楽しめるため、多くの観光客が訪れます。

長谷寺の御朱印は、通常の御朱印と季節限定の御朱印があります。通常の御朱印は、力強い筆致で「大悲殿」と書かれており、本堂に安置されている十一面観音菩薩を意味しています。シンプルながらも、長谷寺の歴史と信仰を感じられるデザインです。

季節限定の御朱印は、春には桜、秋には紅葉をモチーフにしたデザインが登場します。これらの御朱印は、その時期にしか手に入らないため、訪れるタイミングによって異なるデザインを楽しむことができます。また、特別なイベントや期間限定で頒布される特別御朱印もあり、コレクター心をくすぐるものばかりです。

御朱印の受付時間は、基本的に拝観時間と同じで、混雑時には待ち時間が発生することがあります。訪れる際には、時間に余裕を持って参拝することをおすすめします。長谷寺の御朱印は、参拝の記念としてだけでなく、信仰の証としても大切にされています。

御霊神社の見どころと御朱印

御霊神社の鳥居と踏切

次に、御霊神社は長谷寺の少し南側に位置し、長谷寺から徒歩約5分の場所に位置しています。この神社は、鎌倉権五郎景政を祀っており、必勝招来や学業成就のご利益があるとされています。御霊神社もアジサイの名所でもあり、神社前では江ノ電とアジサイを一緒に撮影することができます(ただし、境内では撮影禁止なので要注意)。

見どころとしては、まず鳥居をくぐると立派な正門が目に入ります。境内には「応仁の乱発祥の地」と記された石碑があり、歴史的な背景を感じることができます。また、境内には豊臣秀吉が創立した「出世稲荷神社」もあり、こちらも見逃せません。

御霊神社の御朱印は、通常の御朱印と特別御朱印の2種類があります。通常の御朱印は、中央に「御霊神社」と書かれ、右上に「鎌倉権五郎景政」の印が押されています。特別御朱印は、季節やイベントに合わせてデザインが変わるため、訪れる時期によって異なる御朱印を楽しむことができます。

御朱印の受付時間は、通常午前9時から午後5時までですが、混雑時には待ち時間が発生することがあります。訪れる際には、時間に余裕を持って参拝することをおすすめします。

まとめ:鎌倉大仏の高徳院でいただける御朱印・御朱印帳の魅力と種類

高徳院の境内

本記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • 鎌倉大仏は高徳院の境内に安置されている
  • 高徳院は浄土宗の仏教寺院である
  • 鎌倉大仏は1252年に造立が開始された
  • 鎌倉大仏は日本三大大仏の一つである
  • 高徳院では「阿弥陀如来」と「南無聖観世音」の2種類の御朱印が頒布されている
  • 高徳院では季節限定の特別御朱印も頒布されることがある
  • 御朱印は直書きでいただけるが、直書き対応には待ち時間が発生することがある
  • 高徳院の御朱印帳は2種類頒布されており、ネット通販でも入手が可能である
  • 青色の御朱印帳と灰色の御朱印帳がある
  • 御朱印は大仏に向かって右側の御朱印所で拝受できる
  • 御朱印の受付時間は直書きと書置きとで異なる
  • 高徳院へのアクセスは電車、バス、車が利用できるが、電車がおすすめである
  • 高徳院周辺には長谷寺や御霊神社などの神社や寺院があり、御朱印もいただける