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愛媛県松山市を代表する観光地、道後温泉を訪れるなら、温泉街の歴史ある神社やお寺で御朱印を頂きたいと考えている方も多いのではないでしょうか?限られた旅行のスケジュールのなかで、美しい切り絵御朱印のデザインや季節ごとに変わる限定御朱印を探したり、可愛らしい御朱印帳を手に入れたりするのは、とても素敵な思い出になります。道後温泉周辺には伊佐爾波神社や円満寺、宝厳寺、そして湯神社など、魅力的な寺社が徒歩圏内に点在しています。
しかし、いざ御朱印めぐりをしようとすると、各寺社での御朱印の受付時間が異なっていたり、限られた観光時間の中で効率的な御朱印めぐりのルートや所要時間がわからなかったりして不安に感じることもあるかもしれません。さらに、各寺社へのアクセスや道中の急な階段、そして車で訪れる際の駐車場の有無なども、事前に知っておきたい重要なポイントです。
本記事では、みけねこ御朱印ブログの筆者が、実際に道後温泉で御朱印めぐりをした経験をふまえて、各寺社の御朱印情報と、効率的な御朱印めぐりのおすすめルートを詳しくご紹介します。
- 本記事を読んでわかるポイント
- ・道後温泉周辺で御朱印がいただける人気の寺社とその特徴
・通常版御朱印のほか切り絵御朱印など美しい御朱印の情報
・急な坂道・階段を避けるためのアクセス方法と駐車場情報
・受付時間のタイムリミットから逆算した効率的な御朱印めぐりルート
道後温泉の神社とお寺で人気の御朱印を紹介

道後温泉の玄関口である市内電車「道後温泉駅」から徒歩圏内には、独自の歴史と特徴があり、魅力的な御朱印を頒布する神社やお寺が集まっています。ここでは、道後温泉で数ある名所のなかでも特に注目したい、美しいデザインや個性豊かな見どころを持つ寺社を順番にご紹介します。
参考情報:「道後温泉公式エリアガイド」
道後温泉を訪れたら外せない伊佐爾波神社の魅力

伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)は、道後温泉を訪れたら外せない名社です。平安時代の『延喜式神名帳』に記載される式内社で、道後温泉の守護として1000年以上の歴史を持ちます。社伝では、仲哀天皇と神功皇后が道後温泉に来湯した際の行宮跡に創建されたと伝えられています。
伊佐爾波神社の社殿は全国に3例しかない「八幡造」からなり、国指定重要文化財にもなっている一番の見どころです。朱塗りの楼門・回廊も美しく、「京都級」と称されるほどの壮麗さです。
伊佐爾波神社のご祭神は八幡神を中心とした、応神天皇(誉田別尊)、仲哀天皇(足仲彦尊)、神功皇后(氣長足姫尊)、三柱姫大神(宗像三女神)となります。ご利益は心願成就・厄除け・良縁・安産・商売繁盛など幅広く、道後温泉観光と合わせて参拝する人が多い人気の神社です。
伊佐爾波神社の御朱印情報

伊佐爾波神社では、上の写真のような通常版の御朱印を授与いただけます。中央に大きく「伊佐爾波神社」と墨書きされ、三つ巴の神紋と「伊予国伊佐爾波神社」の朱印が押されています。右上には「延喜式内社」の朱印も押され、格式の高さが感じられます。この通常版の御朱印の初穂料(御朱印の値段)は300円です。
伊佐爾波神社の御朱印・御朱印帳その他の授与品は、楼門手前にある授与所で頒布されています。授与所の受付時間は9:00~18:00ですが、御朱印の授与は17:00までの受付となるのでご注意ください。なお、伊佐爾波神社での御朱印の授与方法は、通常版の御朱印のほか後述する切り絵御朱印を含め全て書き置き(あらかじめ御朱印の書かれた用紙でのお渡し)のみとなっており、持参した御朱印帳への直書きによる記帳は対応していません。
伊佐爾波神社で人気の切絵御朱印

伊佐爾波神社で特に人気を集めているのが、上の写真の右側にある、豪華な「楼門切絵御朱印」です。社殿の色と同じ朱色の台紙に切絵を施し、金箔の柱にちなんで金印が押されたものです。初穂料(御朱印の値段)は1,000円で、季節にかかわらず常設頒布となっています。
また、伊佐爾波神社では季節限定の切絵御朱印も人気です。例えば、上の写真の左側にあるのは、令和8年1月1日より限定頒布された「飛天の彫刻切絵朱印(銀印)」です。本殿内陣南側の飛天と呼ばれる彫刻をモチーフにした切絵御朱印となっており、初穂料(御朱印の値段)は1,000円でした。季節限定の切絵御朱印はその時々でデザインが変わります。
種類が選べるオリジナルの御朱印帳

伊佐爾波神社では、上の写真のような、鮮やかな朱塗りの社殿をモチーフにしたオリジナルの御朱印帳が色違いで2種類用意されています。上の写真のものは背景色が「ピンク色」ですが、ほかにも背景色が「白色」のものもあります。
どちらの御朱印帳も初穂料(御朱印帳の値段)は2,000円です。道後温泉での参拝の記念としても非常におすすめです。
円満寺のおむすび玉で恋愛成就祈願

浄土宗のお寺「円満寺」(大悲山 圓満寺)は、道後温泉本館からほど近いところにある、こじんまりとしたお寺です。現在では恋愛成就のパワースポットとされているようですが、弘仁3年(812年)に創建された1200年以上の歴史があります。
円満寺では、ご本尊が祀られている本堂、阿弥陀如来の手前にある「湯之大地蔵尊」が有名です。この地蔵尊は行基の作とされており、3.67mもの大きさがあるインパクト十分なお地蔵様です。安政2年(1855年)の大地震で道後温泉の湯が止まってしまったとき、この地蔵尊に祈願したところ、翌年から再び湯が湧き出たため、「湯之大地蔵尊」と呼ばれるようになったそうです。
「湯之大地蔵尊」の前には、縁結び祈願の「おむすび玉」と呼ばれる色鮮やかな結び玉が多数吊るされており、絶好の写真スポットになっています。恋愛成就を願う若い世代の参拝客が多く、強力な縁結びのパワースポットとして有名です。

円満寺では、境内にあるご住職のご自宅にて、上の写真にあるような御朱印を持参した御朱印帳に直書きの方法で授与いただけます。納経料(御朱印の値段)は300円です。なお、御朱印を授与いただける受付時間についてはアナウンスがありませんが、9:00~16:00あたりの一般的な時間帯に訪問することをおすすめします。なお、ご住職が不在の場合には御朱印の授与ができないこともあるので注意が必要です。
歴史ある一遍上人開祖の宝厳寺

宝厳寺(ほうごんじ)は、松山市内で唯一の時宗の寺院であり、開祖である一遍上人(の生誕の地として1350年以上の歴史を誇ります。境内には歴史を感じる一遍上人堂があり、深い学びに触れることができます。

宝厳寺では、上の写真のような通常版の御朱印(写真左側)や季節の御朱印(写真右側「秋季」)を授与いただけます。通常版の御朱印は、持参した御朱印帳に直書きの方法で授与いただけます。納経料(御朱印の値段)は500円です。季節の御朱印は、1~2ヶ月毎に境内に咲く草木をデザインした見開きサイズのもので、授与方法は書き置きのみ、納経料(御朱印の値段)は1,000円です。
宝厳寺で御朱印を授与いただける場所は、本堂に向かって左側の建物にある寺務所です。御朱印の受付時間は9:00〜17:00となります。また、宝厳寺の寺務所では、オリジナルデザインの御朱印帳も頒布されています。境内の大銀杏デザインの御朱印帳(黄色)のほか、毎年2~4月頃の期間限定で桜デザインの御朱印帳(ピンク色)も授与いただけます。志納料(御朱印帳の値段)は一冊1,500円です。
道後温泉の歴史を感じる湯神社

道後温泉本館の裏手にある小高い丘を登ると「湯神社」があります。湯神社は、温泉の守護神を祀る小さく静かな古社で、道後の湯の歴史と信仰を今に伝える場所です。創建は、第十二代・景行天皇の勅命によると伝わる古社で、主祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。 日本神話で温泉の癒しと深く関わる神々です。湯神社からは、温泉街を一望できる眺望が人気です。

湯神社では、上の写真のような通常版の御朱印を授与いただけます。中央に大きく「湯神社」と墨書きされ、中央の神紋と「伊予国湯神社」の朱印が押されています。右上には墨書きで「延喜式内社」と記され、格式の高さが感じられます。御朱印の初穂料(御朱印の値段)は300円です。
湯神社の御朱印は、拝殿に向かって右手にある授与所での授与となりますが、この授与所が閉まっている場合には、伊佐爾波神社の授与所にて授与いただけます。御朱印の受付時間は9:00~17:00までです。なお、湯神社の御朱印の授与方法は、どちらの授与所でも書き置き(あらかじめ御朱印の書かれた用紙でのお渡し)のみとなっており、持参した御朱印帳への直書きによる記帳は対応していません。
道後温泉で神社とお寺の御朱印めぐりおすすめルート

魅力的な寺社が比較的コンパクトなエリアに密集している道後温泉ですが、行き当たりばったりで御朱印めぐりすると、御朱印の受付時間に間に合わなかったり、体力的に疲れてしまったりすることもあります。ここからは、筆者が実際に道後温泉で御朱印めぐりをした体験をふまえて、限られた時間を最大限に活かすための実践的な御朱印めぐりのおすすめコースと注意点などをお伝えします。
初日チェックイン後はまず円満寺を参拝

道後温泉において御朱印めぐりできる主要な寺社、伊佐爾波神社、円満寺、宝厳寺、湯神社の4か所は、いずれも道後温泉本館から半径350m以内に密集していますが、タイムリミットを考慮したルート設計が不可欠です。
たいていの旅館のチェックインは15時からとなっています。御朱印の受付終了時間は16時、17時であるものが多く、初日の御朱印めぐりはあまり時間がありません。旅館にチェックインしたあとはスピード感が重要です。
筆者は、道後温泉本館から徒歩3分の旅館で一泊しましたが、チェックイン開始時間の15時にあわせてチェックインしました。チェックイン後は御朱印めぐりできる時間が限られているので、部屋に荷物を置いたら早めに外出するようにしましょう。筆者の場合は15時半ごろに旅館から外出しました。
まずは、御朱印の受付時間が16時頃と一番早く終了する円満寺を参拝して御朱印を授与いただきましょう。円満寺は道後温泉本館から最も近く、上り坂などもありませんので、たいていの旅館からは10分以内ですぐにアクセスできます。また、円満寺の境内も小さいため、参拝と御朱印拝受にかかる所要時間も10分あれば可能です。
このように初日に無理してでも円満寺を参拝しておく理由は、もしご住職が不在であったら、御朱印を授与いただくことができないというリスクがあるからです。初日と二日目の2回参拝するチャンスを確保しておけば、御朱印を授与いただける確率も倍になるという訳です。
円満寺の次は宝厳寺を参拝

円満寺を参拝して御朱印をいただけたら次は宝厳寺を参拝します。円満寺から宝厳寺までの距離は200mほど。円満寺を16時すぎに出たら宝厳寺には16時10分くらいには到着します。宝厳寺の御朱印の受付時間は17時までなので、時間は40~50分あります。筆者もお参りした後、御朱印を授与いただき、ゆっくりと境内を見てまわることができました。
道後温泉チェックイン初日の御朱印めぐりは、円満寺とこの宝厳寺で終了です。早ければ宝厳寺の参拝が16時半頃に終わる場合もありますが、湯神社や伊佐爾波神社を参拝するには坂道や階段を登る必要があるので、御朱印受付の終了時間(17時)まで30分となると、かなりギリギリですし、体力も消耗しますから、あまりおすすめできません。湯神社や伊佐爾波神社は翌日の朝にしましょう。
翌日チェックアウト前には先に湯神社を参拝

道後温泉で宿泊した翌日のチェックアウト前には、残りの湯神社と伊佐爾波神社の2か所を参拝します。これら湯神社と伊佐爾波神社は坂道や階段を登る必要があるので、なるべくチェックアウト後の身軽な状態で参拝するのがおすすめです。ただし、多くの旅館のチェックアウトが10時までであり、御朱印の受付開始時間が9時であることを考えると、遅くとも9時半すぎには御朱印めぐりを終えて旅館に戻れるようにしましょう。二日目の御朱印めぐりもスピード感が重要です。
まずは、先に湯神社を参拝します。筆者は旅館で朝食をとったあと、8時すぎに旅館を出て湯神社に向かいました。限られた時間の関係上、湯神社には8時半頃には到着して参拝を済ませます。8時半には湯神社の境内の授与所は開いていませんが、湯神社の御朱印は伊佐爾波神社の授与所で授与いただくという作戦です。この作戦により、30分以上時間を節約することができます。
道後温泉での御朱印めぐりの締めくくりは伊佐爾波神社

湯神社での参拝を終えたら、すぐに伊佐爾波神社に向かいます。湯神社から伊佐爾波神社までの距離はそれほどありませんが、伊佐爾波神社の正面には、松山藩主の松平定長が流鏑馬の御礼として建立した由緒ある135段もの急な石段が待ち構えています。そのため湯神社から伊佐爾波神社までの移動時間は30分程度を見ておいたほうがいいでしょう。筆者は、湯神社を8時半すぎに出発して、伊佐爾波神社には9時すぎに到着しました。
そして、伊佐爾波神社での参拝を終え、授与所にて伊佐爾波神社と湯神社の御朱印を授与いただきます。筆者は、御朱印を授与いただいて、伊佐爾波神社を出た時間が9時10分ごろでした。そのあと旅館には9時半前に戻ることができました。
初日に円満寺の御朱印を頂けなかったときの対策
上でも説明した通り、円満寺ではご住職が不在であったら御朱印を授与いただくことができません。もし初日に円満寺で御朱印を頂けなかった場合には、伊佐爾波神社から旅館に戻る途中で円満寺に立ち寄ります。
円満寺の位置が伊佐爾波神社から道後温泉本館方面に戻る途中にあることと、円満寺の参拝は初日に済ましているので御朱印を授与いただくだけであることにより、円満寺の立ち寄りにはほとんど時間をかけずに済みます。
湯神社と伊佐爾波神社の坂道・階段を車で回避する方法

上でも紹介したとおり湯神社と伊佐爾波神社を参拝するには急な坂道や長い階段があります。健脚な方にとっては達成感を味わえる素晴らしい参道ですが、高齢の方や小さなお子様連れ、ベビーカーをご利用の方には大きな体力的な負担となります。無理をして怪我をしてしまってはせっかくの旅行が台無しになってしまうため、体力に不安がある場合は無理をせず、レンタカーなど利用するようにしてください。
まず、湯神社の境内横には「道後温泉駐車場」があります。駐車可能台数は100台。営業時間は朝5:30から夜23:30まで。30分100円です。この道後温泉駐車場を利用すれば、湯神社を参拝するのに坂道を登る必要はありません。
また、伊佐爾波神社の社殿裏(境内東側)には専用駐車場があります。この専用駐車場を利用すれば、伊佐爾波神社の135段の階段を一切登ることなく、バリアフリーに近い形で伊佐爾波神社の本殿まで直接アクセスすることが可能です。専用駐車場の駐車可能台数は57台、営業時間は朝6時から夜18時まで、参拝者に限り「1時間無料」で利用できます。
まとめ: 道後温泉の神社とお寺で御朱印めぐり!おすすめルートを解説
古き良き温泉街の風情と、個性豊かな寺社が織りなす空間は、道後温泉ならではの特別な魅力です。道後温泉の神社やお寺で御朱印をいただきながら巡る時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる至福のひとときとなるでしょう。美しい切り絵御朱印や可愛らしいおむすび玉、そして神社やお寺にまつわる歴史など、それぞれの場所で心に残る出会いが待っています。
なお、本記事でご紹介した初穂料や受付時間などは筆者の体験に基づくものであり、正確な情報は公式サイトをご確認ください。しっかりと事前準備を整えて、道後温泉で充実した素晴らしい御朱印めぐりをお楽しみくださいね。
次のアクションへのヒント
■ 道後温泉での宿泊は「交通(飛行機・新幹線)+ホテル」のセットで予約するとお得なことが多くあります。「JTBの国内旅行・国内ツアー」などで探すと見つけやすいですよ。
■ 湯神社と伊佐爾波神社などの書き置き御朱印をキレイに保管するには「御朱印ホルダー」が便利です。御朱印ホルダーについては、こちらの記事も参考にしてください。