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仙台で御朱印めぐりを計画している方に向けて、御朱印とともに観光・歴史・グルメを一日で楽しめるモデルコースをご紹介します。この記事では、仙台の御朱印めぐりにおけるおすすめスポットを、観光循環バス「るーぷる仙台」を使って効率よく巡る方法を解説しています。仙台の名所、瑞鳳殿、仙台護国神社、仙台城、大崎八幡宮などの見どころ情報はもちろん、そこで入手できる御朱印・御城印などの情報や、仙台城の御城印とサンリオとのコラボ情報も詳しく紹介しています。さらに、筆者が実際に御朱印めぐりモデル コースで仙台での一日観光・御朱印めぐりをしたときのレビューをご紹介することで、このモデルコースで得られる体験を具体的にイメージできるようになっています。
- 本記事で説明するポイント
- • 仙台市内で効率よく御朱印を集める御朱印めぐりモデルコースの流れ
• るーぷる仙台をお得に利用する方法と実際の乗車方法の詳細
• 瑞鳳殿・仙台護国神社・仙台城・大崎八幡宮など主要スポットの御朱印・御城印情報
• 御朱印帳や御城印、サンリオコラボなどの関連アイテムの入手方法
るーぷる仙台を使った御朱印めぐりおすすめモデルコース

まずここでは、仙台での御朱印めぐりモデルコースの概要、るーぷる仙台を利用した御朱印めぐりの魅力、瑞鳳殿とその御朱印情報、仙台護国神社とその御朱印情報、仙台城とその御城印情報およびサンリオとのコラボ情報、大崎八幡宮とその御朱印情報について詳細に解説し、るーぷる仙台を使った御朱印めぐりおすすめモデルコースに関する理解を深めます。
るーぷる仙台: 公式サイト
仙台での御朱印めぐりモデルコースの概要
仙台には御朱印を授与いただける神社仏閣が多数あります。例えば一日観光という限られた時間の中で、観光・グルメ・ショッピングと御朱印集めを効率的にバランスよく楽しむためには事前のスケジュールが重要です。ここで紹介する「御朱印めぐりモデルコース」は、「るーぷる仙台」という観光循環バスを活用して、効率的かつ経済的に移動しながら、観光・グルメ・ショッピングを楽しみ、人気の御朱印や御城印を集めることのできる一日観光のモデルコースです。この御朱印めぐりモデルコースの概要は以下のとおりです(利用するバスの時刻は一例です)。
- 10:00仙台駅前で「るーぷる仙台」に乗車
- 10:13瑞鳳殿前で下車、瑞鳳殿を観光(1時間ほど滞在)
- 11:33瑞鳳殿前で「るーぷる仙台」に乗車
- 11:46仙台城跡で下車、仙台護国神社を参拝、仙台城を観光、レストランで昼食(1時間半ほど滞在)
- 13:26仙台城跡で「るーぷる仙台」に乗車
- 13:46大崎八幡宮前で下車、大崎八幡宮を参拝(1時間ほど滞在)
- 14:46大崎八幡宮前で「るーぷる仙台」に乗車
- 15:02広瀬通駅で下車、阿部蒲鉾店(本店)でショッピング
- アーケード街でグルメやショッピングを楽しみながら17:00頃に仙台駅へ戻る
※なお、⑧と⑨は仙台駅近くでのショッピングなので好みに応じたアレンジが可能
るーぷる仙台を利用した御朱印めぐりの魅力

上で紹介した御朱印めぐりモデルコースで触れたように、仙台での御朱印めぐりには「るーぷる仙台」を利用すると、多くのメリットがあります。るーぷる仙台とは仙台市内の観光スポットを巡る観光客向けのレトロなデザインの循環バスで、人気の御朱印スポットである瑞鳳殿、仙台城跡・仙台護国神社、大崎八幡宮などをまわることができます。
るーぷる仙台の運賃は、乗車区間にかかわらず一回の乗車が大人260円(小児130円)です(現金または交通系ICカード)。一日乗り放題の一日乗車券もあり、大人630円(小児320円)です。上で紹介した御朱印めぐりモデルコースの場合は4回乗車するので、運賃をバラバラで支払いよりも一日乗車券のほうが大人410円(小児200円)分もお得になります。ちなみに、るーぷる仙台一日乗車券は、仙台駅前のバス停横にある窓口で購入できます。一日乗車券は、下の写真の左側にあるような名刺よりちょっと大きいサイズの紙のきっぷです。下の写真の右側にあるようなパンフレットも一緒にもらえます。このパンフレットの内側にはるーぷる仙台の路線図があるので、これを御朱印マップとして利用できます。

るーぷる仙台の乗り方は簡単です。乗車は後ろの扉からで、乗車時には整理券をとったり、交通系ICカードをタッチしたりする必要はありません。バスが発車すると次のバス停がアナウンスされ、前方のモニターに表示されるので、目的のバス停であれば、近くにある降車ベルを押します。降車は前の扉からで、一日乗車券の場合は、運転手にきっぷを見せて降車します。一回乗車の場合は、運賃箱に現金を入れるか、交通系ICカードを機械にタッチして降車します。
るーぷる仙台は20分間隔で運行しているので、それほど待たずに乗車できるので便利です。ただし、全て観光スポットを時計回りに一周する同じルートで運行されており、1つ手前のバス停に逆方向に戻りたい場合には、一周回らなければいけないので、観光スポットを訪れる順番には注意が必要です。
瑞鳳殿について

瑞鳳殿(ずいほうでん)は、仙台藩祖・伊達政宗公の霊屋(おたまや)として知られ、歴史と美しさが融合した観光スポットです。場所は、るーぷる仙台のバス停「瑞鳳殿前」から坂道を登り、石段を上がったところに入口があります。バス停「瑞鳳殿前」からは約500mで徒歩10分くらいです。瑞鳳殿の営業情報は以下のとおりです。
営業時間 | 2月1日~11月30日:9:00~16:50(最終入館16:30) 12月1日~1月31日:9:00~16:20(最終入館16:00) |
休業日 | 12月31日 |
入館料 | 大人:570円 高校生:410円 小中学生:210円 ※「るーぷる仙台」一日乗車券提示で割引あり |
瑞鳳殿の見どころとしては、金箔や極彩色で装飾された豪華絢爛な桃山様式の本殿が圧巻であり、また資料館には、発掘された遺骨をもとに復元された伊達政宗公の容貌像が展示されています。歴史好きにはたまらない政宗公の生涯や文化を学べるスポットです。
瑞鳳殿の御朱印情報

瑞鳳殿は神社仏閣ではなく霊廟なのですが、御朱印をいただくことができます。御朱印の頒布場所は、入館チケットの購入窓口の横にあるミュージアムショップとなっています。神社仏閣の御朱印と区別するため、「御集印」と表記されています。
瑞鳳殿で頒布されている御朱印は基本的に1種類のみで、上の写真のとおり、上半分には伊達家の家紋「竹に雀」をモチーフにしたデザインの「瑞鳳殿」の文字の朱印と、下半分には伊達政宗公の辞世の句が記されています。期間限定で特別版の御朱印が頒布されることもあるようです。
瑞鳳殿の御朱印は書置きのみの授与となっており、日付はミュージアムショップ内に備えている日付スタンプによりセルフ方式で記入するようになっています。瑞鳳殿の御朱印のお値段は1つ200円です。なお、瑞鳳殿では本殿のイラストをデザインしたオリジナルの御朱印帳も販売されています。
仙台護国神社について

仙台護国神社は、正式には「宮城縣護國神社」といいます。場所は、るーぷる仙台のバス停「仙台城跡」のすぐ横に入口の鳥居があります。
仙台護国神社の創建は、明治37年(1904年)8月27日で、仙台城(青葉城)本丸跡に「招魂社」として創建されました。仙台護国神社には、明治維新から先の大戦に至るまでの戦役で亡くなった、宮城県出身者を中心とする戦没者約5万6千柱の御霊を祀っています。
仙台護国神社では、厄除け、交通安全、家内安全、商売繁盛、健康長寿、縁結び、夢成就などの幅広いご利益があるとされ、特に夢成就にご利益のある「夢むすび守」が人気です。
また、仙台護国神社は仙台市内の6つの神社を結んだ「六芒星」の中心に位置しており、強力な浄化と開運のパワースポットとしても知られています。訪れることで「悪運を断ち切り、新たなスタートを切る力を得られる、と感じる参拝者も多いようです。
仙台護国神社の境内には摂社として別宮の浦安宮が鎮座しています。ここ浦安宮には6柱の御祭神が祀られており、そのうちの1柱が伊達政宗公です。
仙台護国神社の御朱印情報

仙台護国神社では、宮城縣護國神社の御朱印と別宮の浦安宮の御朱印との2種類の御朱印を授与いただけます。宮城縣護國神社の通常版の御朱印は、上の写真の左側にあるとおり、右端に十五菊に桜の神紋の朱印と墨書き「奉拝」の文字、左端に墨書きで参拝日「年月日」とその下に「仙臺城縣護國神社」の朱印、中央に墨書きで「宮城縣護國神社」の文字と、「宮城縣護國神社」の朱印というデザインです。宮城縣護國神社の御朱印については、通常版以外に、時期によって特別版の御朱印が頒布されており、例えば仙台七夕まつりをデザインした見開きサイズの御朱印なども頒布されています。
浦安宮の御朱印は、上の写真の右側にあるとおり、右端に墨書き「奉拝」の文字、左端に墨書きで参拝日「年月日」、左上に大きく伊達家家紋「竹に雀」の背景イラスト、中央に墨書きで「奥州仙臺城」の文字と、「浦安宮」の朱印というデザインです。
仙台護国神社で頒布される御朱印は、境内の授与所で授与いただけます。宮城縣護國神社の御朱印(通常版、特別版ともに)と浦安宮の御朱印は、すべて書置きのみの授与となっています。初穂料(御朱印の値段)は、基本的に1つ500円です。ただし、特別版の御朱印はサイズや素材(切り絵など)によって500円~1,000円程度となります。
なお、仙台護国神社ではオリジナルの御朱印帳も頒布されていますが、シンプルなデザインのものとなっています。伊達政宗公騎馬像のイラストがデザインされた格好いい御朱印帳は、後述する「本丸会館」で販売されているのでご注意ください。
仙台城について

仙台城(青葉城址)は、仙台市を代表する歴史的観光地です。伊達政宗公が築いた城として知られており、現在は城跡として整備され、資料館や展望スポットが設けられています。場所は、上で紹介した仙台護国神社を含む一帯が仙台城跡となっています。
仙台城での見どころは、石垣や城壁の遺構、そして伊達政宗公の騎馬像です。ただし、城壁は地震の影響で一部が崩れており、現在も修復作業が進められています。このような状況も含めて、仙台城の歴史を感じることができる場所と言えます。また、本丸会館にある青葉城資料館では、城の成り立ちや伊達家の歴史に関する展示があり、学びの場としても充実しています。
仙台城の御城印情報

仙台城の御城印は、仙台護国神社の横にあるお土産物屋やレストラン、フードコートなどがある本丸会館の売店で購入できます。御城印のデザインは複数種類あって、例えば上の写真にあるオーソドックスなものは、右端に墨書き「登城記念」の文字、左端に墨書きで参拝日「年月日」(ただし数字は自分で記入)、中央に墨書きで「仙臺城」の文字と、伊達家の家紋「竹に雀」の朱印というデザインです。
仙台城の御城印は全て書置きで、日付は自分で記入するようになっています。御城印の値段は上の写真にあるオーソドックスなものを含め、だいたいのものは1つ500円程度のようです。また、同じく本丸会館の売店では、伊達政宗公の騎馬像イラストがデザインされた格好いいオリジナルの御城印帳が販売されています。
仙台城の御城印とサンリオとのコラボ情報

仙台城の御城印には、サンリオとのコラボ企画により、サンリオのキャラクターがデザインされたものも多数販売されています。例えば、上の写真のように、ハローキティが甲冑姿で登場するなど、歴史とポップカルチャーが融合したユニークなデザインが特徴です。これらのコラボ商品は、期間限定や数量限定で販売されることが多く、人気も高いため、在庫があるかどうか事前に情報をチェックしておくと安心です。
大崎八幡宮について

仙台市青葉区にある大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)は、国宝に指定された御社殿を持つ歴史ある神社で、仙台の総鎮守として広く崇敬されています。場所は、場所は、るーぷる仙台のバス停「大崎八幡宮前」のすぐ横に入口の鳥居があります。
大崎八幡宮の創建は平安時代、坂上田村麻呂が東北征伐の際に宇佐八幡宮を勧請したことに始まります。その後、室町時代には奥州管領の大崎氏が自領内に遷祀し、「大崎八幡宮」と呼ばれるようになりました。そして、伊達政宗公が仙台開府に際し、現在の地に御社殿を造営しました。
大崎八幡宮のご利益としては、厄除け、除災招福、必勝祈願、安産祈願、縁結び、商売繁盛などがあるとされています。また、大崎八幡宮の一番の見どころは、桃山建築の粋を集めた豪華な御社殿です。この御社殿は権現造りと呼ばれる様式で、黒漆と極彩色の装飾が施され、狩野派の絵師による障壁画なども見どころになっています。大崎八幡宮の御社殿は、昭和27年に国宝に指定されています。
大崎八幡宮の御朱印情報

大崎八幡宮では、大崎八幡宮の御社殿と境内社4社(太元社、諏訪社、鹿島社、北辰社)のあわせて五社の御朱印をセットで授与いただくかたちになります。大崎八幡宮の御朱印は、上の写真の上段にあるように、右端に墨書き「奉拝」の文字、左端に墨書きで参拝日「年月日」、中央に墨書きで「國宝 大崎八幡宮」の文字と社印「大崎八幡宮」の朱印というデザインです。その他の境内社4社の御朱印も大崎八幡宮の御社殿の御朱印と似たデザインのものです。
御朱印やその他の授与品の場所は、大崎八幡宮の御社殿に向かって右側にある祭儀棟という場所で授与いただけます。御朱印の授与方法は、大崎八幡宮の御社殿と境内社4社(太元社、諏訪社、鹿島社、北辰社)のあわせて五社の御朱印をセットで書置きにて授与いただくかたちになります。初穂料は「お気持ち」となっており、金額は決まっていませんが、五社セットということを考えると、1,500円~2,500円くらいが相場と言えそうです。
大崎八幡宮では、オリジナルの御朱印帳も頒布されています。初穂料は3,000円です。表紙には、黒漆塗りに極彩色や金細工と色鮮やかな国宝の御社殿、境内の五百枝(いおえ)の杉がデザインされています。なお、この御朱印帳の最初のページには、大崎八幡宮の御朱印が直書きで記帳されています。
るーぷる仙台を使った御朱印めぐりレビュー紹介
続いて、上で紹介した御朱印めぐりモデルコースのとおりに筆者が実際に御朱印めぐりと仙台観光をしたレビュー記事をご紹介します。東京から仙台への日帰りひとり旅。るーぷる仙台の一日乗車券を使って、観光・グルメ・ショッピングを楽しみ、人気の御朱印や御城印を集めることができました。このレビュー記事により、るーぷる仙台を使った御朱印めぐりモデルコースでの体験を具体的にイメージいただけると幸いです。
るーぷる仙台路線図を御朱印マップに

6月下旬の平日、東京駅07:56発の新幹線はやぶさで仙台駅09:30に到着。「西口バスターミナル16番のりば」に向かいました。「16番のりば」の横には、上の写真のような発売窓口があるので、ここで「るーぷる仙台一日乗車券」を購入してバスの待合列に並びました。

「るーぷる仙台一日乗車券」を購入すると上の写真のようなバス路線図のついたパンフレットをもらえます。私はこれに印をつけることで御朱印マップとして利用しました。写真のとおり、瑞鳳殿、仙台城跡、大崎八幡宮に赤ボールペンで印をつけています。仙台護国神社の表示がなかったので、赤ボールペンで「護国神社」と記入しました。
仙台駅から「るーぷる仙台」に乗車
15分くらい待ってバスに乗車。るーぷる仙台の車両は普通の路線バスよりちょっと小さめのように感じました。平日でしたが、立つ場所もないくらいの満員状態でバスは定刻10:00に発車しました。
るーぷる仙台は20分間隔で運行していますが、休日などは乗り切れないこともあるようですので、余裕をもったスケジュールで行動するほうがいいでしょう。
瑞鳳殿を観光
バスは10:15頃にバス停「瑞鳳殿前」に到着。ここで下車して瑞鳳殿の観光です。バス停から瑞鳳殿まで400mほど少し上り坂の道を歩きました。途中に、瑞鳳寺というお寺がありましたので、お参りに立ち寄りました。

瑞鳳寺は伊達家の菩提寺で、二代目藩主の伊達忠宗公により建立された臨済宗の寺院です。本尊は平泉の毛越寺より遷した釈迦三尊像。地味ですが歴史を感じる造りの本堂と、本堂奥にある閑静な佇まいの茶室も見学できました。残念ながら御朱印の授与は行っていないようでした。
瑞鳳寺を出て先へ進むとすぐ左手に100mほどの長い石段が現れます。ここを登っていくと瑞鳳殿の入口です。入口の手前に瑞鳳殿の入館チケットを購入する窓口がありましたので、入館チケットを購入して瑞鳳殿に入場しました。ここで注意です。入館チケットを購入する窓口の横に瑞鳳殿の御朱印を購入できるミュージアムショップがあります、瑞鳳殿の出口は別の場所になるので、入場する前にミュージアムショップで御朱印を購入しておきましょう。私は知らなかったため、もう一度100mの石段を登ってミュージアムショップに戻る羽目になりました。

瑞鳳殿では何といっても桃山様式の本殿が見どころです。1945(昭和20)年の戦災で焼失したため、現在の建物は1979(昭和54)年に再建されたものだそうですが、その美しさには感動でした。資料館に展示されている伊達政宗公の容貌像にも興味があったのですが、残念ながら訪れた日は臨時休館で展示を見ることはできませんでした。
瑞鳳殿の広い境内を歩いて、奥にある感仙殿や善応殿などを見学し、瑞鳳殿の出口は、入口手前に続く100mの石段の一番下でした。普通、お土産屋は出口にあるものですが、ここは違ったようです。仕方ないので、もう一度100mの石段を登って瑞鳳殿の入口横にあるミュージアムショップに行って御朱印を購入しました。
仙台護国神社と仙台城

瑞鳳殿では少々時間のロスがあったため、予定より20分あとの11:53のバスに「瑞鳳殿前」より乗車。12:06にバス停「仙台城跡」に到着。上の写真のように、バス停「仙台城跡」の横に護国神社の入口となる大きな鳥居があります。ここが仙台護国神社と仙台城(本丸跡)の共通の入口です。まずは、仙台護国神社に向かい、宮城縣護國神社の拝殿と別宮の浦安宮とを参拝しました。仙台護国神社の境内はそれほど広くないので、比較的短時間で参拝できました。そのあと授与所で、宮城縣護國神社の御朱印と浦安宮の御朱印を授与いただきました。

そろそろお腹もすいてきたので昼食にすることにしました。仙台城跡には、青葉城本丸会館のフードコートのほか、伊達の牛たん本舗(青葉城店)、和のおもてなし「せん」など、昼食をとれるお店がいくつかありますので、御朱印めぐりの昼食は仙台城跡にするのがおすすめです。私は、伊達の牛たん本舗で牛タン定食をいただきました。美味しかったです!
昼食のあとは仙台城址をすこし散策し、伊達政宗公の騎馬像を観光したあと、青葉城本丸会館の売店に戻って仙台城の御城印を購入しました。御城印のデザインの種類はたくさんあって、サンリオのコラボ御朱印にするかどうか迷ったのですが、結局ハローキティとオーソドックスなデザインとの2種類の御城印を購入し、次の目的地に向かいました。
大崎八幡宮を参拝

バス停「仙台城跡」で13:46のバスに乗車し、14:06にバス停「大崎八幡宮前」に到着。大崎八幡宮を参拝します。バス停のすぐ目の前にある大きな一の鳥居をくぐって参道を進んで行きます。途中、石段や坂道もありますが、約300m、徒歩5分ほどで、「長床」という随神門のような建物があります。
この「長床」は大崎八幡宮の御社殿の前方に位置する建物で、正面に唐破風がある素木造で、彫刻や装飾も控えめな質素な見た目です。しかし、1660年頃に建てられたと考えられており、「長床」としては宮城県内で最古の建物。1966年には重要文化財にも指定されており、大崎八幡宮での見どころのひとつとなります。

そして、長床をくぐって進んで行くと、国宝「御社殿」が現れます。伊達政宗公が造営した御社殿は、戦火などで焼失することなく当時のまま現存し、1903年に国宝に指定されています。御社殿は、建物全体は総黒漆塗りの落ち着いた雰囲気ながら、金箔が施された金具や鮮やかな色使いの極彩色による贅沢で華やかな装飾は実に見事です。瑞鳳殿の本殿も美しい桃山建築でしたが、大崎八幡宮の御社殿はまた一味違った魅力をもっています(上の写真では記念祭の準備で御社殿の前が舞台が設置されていました。)。
御社殿で参拝した後、御朱印をいただくために境内社4社(太元社、諏訪社、鹿島社、北辰社)もさくっと参拝して回り、最後に御社殿に向かって右側にある祭儀棟という場所で大崎八幡宮の御社殿と境内社4社のあわせて五社の御朱印セットを授与いただきました。初穂料は「お気持ち」だったので、2,000円をお納めしました。
最後はショッピングで東京へ戻る
バス停「大崎八幡宮前」からは15:06のバスに乗車し、バス停「広瀬通駅」に15:22に到着。ここから徒歩5分程で阿部蒲鉾店(本店)に到着しお土産を購入。「クリスロード」というアーケード街でいろいろなお店を見ながら歩いて17:00頃に仙台駅へ戻りました。あとは、仙台駅17:32発の新幹線はやぶさに乗車して東京駅19:04着で、無事に東京へ戻りました。
まとめ:るーぷる仙台を使った御朱印 めぐりモデルコースとレビュー紹介
本記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 仙台市内には御朱印を授与する神社仏閣が多数存在する
- 観光循環バス「るーぷる仙台」を使えば御朱印スポットを効率的に巡れる
- るーぷる仙台一日乗車券は大人630円なので、3回以上乗車するならお得
- 瑞鳳殿は伊達政宗公の霊廟で桃山様式の豪華な建築が見どころ
- 瑞鳳殿では「御集印」と呼ばれる御朱印が入口横のミュージアムショップで授与される
- 瑞鳳殿の御朱印は書置きのみでセルフ日付記入方式
- 仙台護国神社は戦没者を祀る神社で浄化と開運のパワースポットでもある
- 仙台護国神社では宮城縣護國神社の通常版と特別版の御朱印があり、別宮の浦安宮の御朱印も授与される
- 仙台護国神社の御朱印はすべて書置きで、通常版の初穂料は500円
- 仙台城跡では伊達政宗公の騎馬像や石垣などが見学できる
- 仙台城の御城印は本丸会館の売店で購入でき、複数のデザインがある
- 仙台城の御城印はサンリオとコラボのデザインもあり、期間限定で販売されることがある
- 大崎八幡宮は国宝の御社殿を持つ由緒ある神社
- 大崎八幡宮では五社の御朱印セットが書置きで授与される
- 仙台では御朱印帳も各所で販売されており、それぞれデザインに特色がある
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