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こんにちは、全国一の宮巡拝に挑戦中のぺー太です。
御朱印集めは、御朱印帳を一冊持って神社やお寺へ出かければ始められる趣味です。とはいえ、初めてとなると「御朱印帳はお参りに行く前に買うの?」「お金はいくら持っていけばいい?」「神社とお寺は同じ御朱印帳でもいいの?」など、意外とわからないことが出てきます。
筆者も最初から順調だったわけではありません。初めて御朱印をいただこうと地元のお寺へ行ったとき、御朱印帳を持っていませんでした。そのお寺は持参した御朱印帳への直書きだけだったため、その日は御朱印をいただけなかったんです。
そこで楽天市場で御朱印帳を購入し、翌週にもう一度参拝。ようやく最初の御朱印を記帳していただきました。近所のお寺だったので再訪できましたが、これが遠方の旅先だったら、かなり残念な思いをしていたでしょう。
御朱印集めを始めるなら、最低限「御朱印帳・現金・書き置きを保護する物」の3つを用意しておくと安心です。この記事では、これから御朱印集めを趣味にしたい初心者が、最初の一社・一寺へ迷わず出かけられるところまで具体的に紹介します。
- 御朱印集めを始める前に必要な物
- 初心者向けの御朱印帳の選び方
- 参拝から御朱印をいただくまでの流れ
- 御朱印集めに必要な費用と巡り方
御朱印集めは何から始める?

御朱印集めに特別な資格や難しい準備は必要ありません。ただ、御朱印は観光地の記念スタンプとは性格が違うため、最初に「何のためにいただくものなのか」を知っておくと、その後の寺社巡りがずっと楽しくなります。
御朱印は参拝の証としていただく
御朱印は、神社やお寺へ参拝した証としていただくものです。現在は墨書きと朱色の印を組み合わせたものがよく知られていますが、その形や内容は寺社によってさまざま。神社名や寺院名、御祭神、本尊名、「奉拝」の文字、参拝日などが記されることがあります。最近ではカラフルなイラストを描いた御朱印や切り絵の御朱印なども人気です。
神社本庁では、御朱印の源流について、奈良・平安時代ごろに神社仏閣へ写経を奉納した際に受け取った「納経受取の書付」に由来すると考えられると紹介しています。その後、納経を伴わない参拝でも証を受けるようになり、現在の御朱印文化へつながっていったとされています。
興味のある方は、神社本庁公式サイト「御朱印について」も読んでみてください。御朱印帳が単なるスタンプ帳ではなく、参拝の思い出を残す大切な一冊であることがよくわかります。
初心者が覚えておきたい基本は「御朱印を集めに行く」のではなく、「参拝した証として御朱印をいただく」という考え方です
最初は近くの一社一寺で十分
御朱印集めというと、京都や奈良、鎌倉、日光など有名な神社仏閣へ行かなければ始められないように感じるかもしれません。しかし、そんなことはありません。
自宅の近くにある氏神様や、以前から気になっていたお寺から始めれば十分です。むしろ初心者の場合、近場のほうが時間に余裕を持って参拝でき、御朱印の受付場所や申し出方も落ち着いて確認できます。
筆者の最初の御朱印も地元のお寺でした。その一つから始まり、現在は全国一の宮を巡ることが大きな楽しみになっています。最初から壮大な目標を立てなくても、一冊の御朱印帳が次の旅先を決めてくれることがありますよ。
初心者が最初にそろえる物
御朱印集めには便利な用品がたくさんありますが、初日に全部そろえる必要はありません。使うかどうかわからない物まで買ってしまうより、まず必要な物だけで始めて、不便を感じたら追加していくほうが無駄がありません。
| 準備する物 | 必要度 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 御朱印帳 | 必須に近い | 直書きの御朱印をいただく |
| 現金(300円~1,000円) | 必須 | 御朱印の料金、初穂料(神社)・納経料(お寺)などを納める |
| 御朱印ホルダー | おすすめ | 書き置き御朱印を折れや汚れから守る |
| 小さな財布(がま口) | あると便利 | 小銭や千円札を取り出しやすくする |
| 御朱印帳のカバー/袋 | あると便利 | 雨や擦れ、汚れから御朱印帳を守る |
御朱印帳は先に用意しておく
初心者に最もおすすめしたい準備が、参拝前に御朱印帳を一冊用意しておくことです。
御朱印帳は神社やお寺の授与所で購入できる場合も多いですが、すべての寺社が御朱印帳を頒布しているとは限りません。また、通常は御朱印帳を忘れたときには書き置きの紙に御朱印を書いて授与いただける寺社が多いですが、中には書き置きでの授与に対応していない寺社もあるので注意が必要です。
まさに筆者が最初に経験した失敗がこれでした。御朱印帳を持たずにお寺へ行ったところ、直書きのみの対応だったため、その日はいただけませんでした。
ぺー太 のワンポイントアドバイス
「最初の神社で御朱印帳も買えばいい」と考える方法もありますが、目当ての御朱印帳が売り切れていたり、そもそも頒布していなかったりする場合があります。特に遠方へ出かけるなら、市販の御朱印帳を一冊持っていくと安心ですよ。

御朱印帳はAmazonや楽天市場、文具店、和雑貨店などでも購入できます。初めから高価なものを選ぶ必要はなく、自分が「これを持って寺社を巡ってみたい」と思えるデザインを選ぶのが一番かなと思います。
現金は小銭と千円札を用意する
御朱印の初穂料(神社)や納経料(お寺)に全国共通の金額はありません。最近では墨書きと朱印が描かれた通常版の御朱印では500円の例が多く見られますが、300円のところや、金額は決まっておらず「お気持ちで」といった場合もあります。また、限定版や特別版の御朱印として、カラフルなイラストが描かれた御朱印、見開きサイズの御朱印、切り絵や刺繍の施された御朱印、特殊な和紙を使用した御朱印などでは、800円、1,000円、1,500円以上となることもあります。
そのため、御朱印の金額、初穂料(神社)や納経料(お寺)は、寺社の公式サイトや公式SNS、または現地の案内を確認してください。ここで挙げた数値はあくまで一般的な目安です。
また、近年はキャッシュレス決済が広がっており、なかには交通系ICやPayPayで御朱印の初穂料や納経料を支払うことができる寺社もちらほら見られるようになってきました。しかし、まだまだ御朱印は現金のみという寺社が大多数であるのも事実です。また、一万円札や五千札ではお釣りに困ることもありますので、500円玉や100円玉、千円札を少し多めに用意しておくとスムーズです。
例えば、宮城県神社庁では御朱印のマナーとして、小銭を用意しておくことを案内しています。詳しい作法については、宮城県神社庁「御朱印マナー」が参考になります。
書き置き用の御朱印ホルダーも便利
近年は、人手不足から御朱印の書き手の方が常駐できないことも多く、御朱印帳へその場で書いていただく「直書き」ではなく、あらかじめ別の紙へ書かれた「書き置き」でのみ授与される御朱印も珍しくありません。
ところが、書き置きの御朱印は柔らかい紙なので、裸のままカバンへ入れると、角が折れたり、水で濡れたり、ほかの荷物に擦れて汚れたりすることがあります。そこで便利なのが携帯用の御朱印ホルダーです。

ポケット式(上の写真の左側)なら受け取った書き置き御朱印をその場で透明なビニールのポケットに差し込めます。アルバム式(上の写真の右側)なら透明なフィルムで台紙へ挟みながら保存できるため、帰宅後の保管用にも便利です。どちらも表紙が硬い素材でできているので、カバンの中に入れて持ち歩いても折れ曲がったりする心配はありません。
切り絵御朱印や見開きサイズの御朱印など大きな御朱印を保管したい場合は、通常サイズでは入らないこともあります。御朱印ホルダーを購入する前に収納できる御朱印の大きさを確認しましょう。
さらに詳しい選び方は、当サイトの書き置き御朱印の保管におすすめ「御朱印ホルダー」の活用法で紹介しています。
ぺー太 のワンポイントアドバイス
書き置きの御朱印だけでなく、拝観券や寺社でもらった小さなパンフレットや由緒書、旅で使った切符などの思い出の品も一緒に残したい人には、ポケット式の御朱印ホルダーが便利です。筆者も参拝の思い出をまとめて保存するために使っています。
初心者向け御朱印帳の選び方

初めて御朱印帳を選ぶと、サイズ、表紙、蛇腹式、紙質など選択肢が多くて迷うものです。しかし、最初の一冊なら細かな仕様にこだわりすぎなくても大丈夫。持ち歩きやすく、気に入ったデザインの一般的な御朱印帳を選べば十分楽しめます。
最初は蛇腹式が使いやすい
御朱印帳にはいくつか形式がありますが、よく見かけるのがページが山折り・谷折りになった蛇腹式です。大きく開くことができ、御朱印を書いていただく側も扱いやすいため、初心者にも向いています。寺社で頒布されているオリジナル御朱印帳の多くが蛇腹式です。
大きさには違いがあり、おおむね縦16cm前後の小型タイプや、縦18cm前後の大判タイプなどがあります。ただし商品や寺社によって寸法は違います。
持ち歩きやすさを優先するなら小さめ、御朱印の迫力や余白を楽しみたいなら大判という選び方もあります。カバンのサイズも考えて決めると失敗しにくいでしょう。なお、直書きの御朱印は小型タイプでも大判タイプでもサイズに合わせて記帳してくれるので、小型タイプだから直書きでの授与ができないということはありません。
好きなデザインで選んでよい
寺社で頒布するオリジナル御朱印帳には、神社の社殿や神紋、寺院の仏像、花、動物、伝統柄など、多彩なデザインがあります。
「神社用なら地味な和柄でなければならない」という決まりはありません。市販品にも猫柄、花柄、鳥獣戯画風などさまざまな御朱印帳がありますので、自分の好きなものを選んでください。
一方、旅の記念を重視するなら、参拝した神社やお寺のオリジナル御朱印帳を購入するのもおすすめです。表紙を見るたびに、最初に訪れた寺社や旅行の景色を思い出せます。
神社とお寺は同じ御朱印帳でもよい
初心者がよく迷うのが、「神社とお寺の御朱印を同じ御朱印帳に入れてもよいのか」という点です。いろいろな考え方がありますが、筆者は同じ御朱印帳でもよいと考えています。
神社と寺院が混在する御朱印帳を一律に禁止する全国共通の決まりはありませんし、混在しているからと直書きでの授与を断られることもほとんどありません。そのため、一冊にまとめて巡っている人もいます。筆者も同じ御朱印帳に神社と寺院の御朱印が混在しています。反対に、神社と寺院とを別々の御朱印帳に分けている人もいます。
ただし、上でも説明したとおり、御朱印は参拝の証としていただくものですから、寺社の参拝とは直接関係しない駅の記念スタンプや御城印などは、寺社の御朱印とは別の帳面に分けておくと安心です。また、寺社や宗派、霊場によって独自の考え方がある場合もあり、特定の霊場を巡る場合や、現地で案内がある場合には、その方針を優先しましょう。
神社とお寺それぞれの参拝方法や御朱印帳の扱いについては、神社とお寺の参拝の仕方と御朱印のマナーでも詳しく紹介しています。
初心者向け御朱印のもらい方

御朱印帳と現金を準備したら、いよいよ実際の参拝です。難しく考える必要はありません。「参拝してから御朱印をいただく」という順番を覚えておけば、基本となる流れはつかめます。
最初にきちんと参拝する
神社やお寺へ到着したら、御朱印をいただく授与所へ直行するのではなく、まず参拝します。
神社では一般的に鳥居をくぐり、手水などを済ませ、拝殿へ進んで参拝します。多くの神社では二拝二拍手一拝が基本ですが、神社ごとに異なる場合があるため現地の案内を優先してください。
お寺の場合は神社のような二拝二拍手一拝ではなく、本堂などで合掌してお参りします。宗派や寺院によって参拝方法が異なることもあります。
御朱印は参拝の証です。御朱印だけ受け取って帰るのではなく、まずその神社やお寺そのものと向き合うこと。これを意識するだけでも、御朱印巡りの楽しみ方は大きく変わります。
なお、寺社によっては混雑緩和のため、参拝前に御朱印帳を授与所に預けておき、参拝後に御朱印が記帳された御朱印帳を受け取るシステムをとっているところもあります。現地のルールを優先して、それに従いましょう。
御朱印受付を探して申し出る
参拝を終えたら、御朱印をいただける場所へ向かいます。名称は「授与所」「社務所」「寺務所」「御朱印所」「納経所」などさまざまです。

受付では「御朱印をお願いします」と伝えれば大丈夫です。複数種類ある場合には見本が掲示されていることもあるので、希望する種類の御朱印を選びます。
御朱印帳へ直書きしていただく場合は、記帳してほしいページを自分で開いて渡すと親切です。ビニールカバーが付いている場合は外し、しおりや挟み紙など書く際に邪魔になりそうな物も外しておきましょう。
御朱印を書いていただいている最中は、必要以上に話しかけたり、無断で手元を撮影したりせず、静かに待ちます。御朱印帳を渡すのと引き換えに番号札をもらって、御朱印ができたら番号を呼び出されるシステムの寺社も多くあります。
直書きと書き置きの違い
御朱印の授与方法で初心者が知っておきたいのが「直書き」と「書き置き」です。
直書きは、持参した御朱印帳へその場で墨書きや押印をしていただく方法です。書き手によって筆跡が少しずつ違い、その日その場所でいただいた一枚という実感があります。

書き置きは、あらかじめ別紙へ墨書きや印刷、押印などが施された御朱印を受け取る方法です。混雑時や書き手が不在のときだけでなく、カラフルなイラストや切り絵、特殊な紙を使った御朱印など、直書きができない御朱印は基本的に書き置きとなります。

中には直書きにこだわる人もいますが、書き置きだから価値が低いということではありません。寺社側がその形式で正式に授与している御朱印ですので、大切に受け取りましょう。
御朱印集めにかかる費用

趣味として御朱印集めを始めるなら、どれくらいお金が必要なのかも気になるところでしょう。御朱印そのものに加えて、御朱印帳、交通費、場合によっては拝観料や駐車料金などが必要です。
通常版の御朱印は500円が目安
御朱印の料金、初穂料(神社)・納経料(お寺)は寺社ごとに決められており、全国一律ではありません。最近では通常版の御朱印が500円という例が多いですが、300円、500円、800円など寺社によって違いがあります。
また、見開きサイズ、イラストの入った限定版、切り絵御朱印、刺繍御朱印などでは1,000円前後から、それ以上になることもあります。「金額はお気持ちで」という場合には、ここで示した相場となる金額を納めましょう。金額が明示されている場合には、その金額を納めます。
「御朱印は必ず500円」と決めつけないことが大切です。御朱印の種類や授与方法によって金額が変わるため、現地の掲示や公式サイトを確認してください。
最初の日は数千円で始められる
市販の御朱印帳を一冊購入し、近場の神社やお寺を1から3か所ほど参拝する程度なら、御朱印関連だけで数千円でスタートすることができます。
例えば御朱印帳が1,500〜2,500円程度、御朱印が一つ500円前後として考えると、最初の日は数千円程度から始められます。ただし、これはあくまで一般的な目安。御朱印帳の価格、限定御朱印、拝観料、交通費などによって実際の費用は変わります。
遠方へ行くようになると、むしろ鉄道代、ガソリン代、高速道路代、宿泊費のほうが大きくなります。筆者も全国一の宮を巡るようになってからは、「御朱印代」や「御朱印帳代」より「そこへどうやって安く行くか」を考える時間のほうが増えました。
御朱印めぐりの交通費と宿泊費を節約したい方には、こちらのサイト 安い「新幹線+宿泊」パック・セットの徹底比較 が参考になります。
御朱印はどこから始める?

御朱印帳を用意できても、「最初にどこへ行けばよいのかわからない」という人もいるでしょう。結論として、有名な寺社である必要はありません。自分が無理なく参拝できる場所から始めるのがおすすめです。
自宅近くの寺社から始める
最も気軽なのは、自宅近くにある神社やお寺です。
歩いて行ける場所や電車で数駅のところなら、御朱印受付が休みだった場合でも再訪しやすく、初心者には大きな安心感があります。
ただし、すべての寺社で御朱印を授与しているわけではありません。神職や僧侶が常駐していない小さな寺社もありますので、公式サイトや公式SNSがあれば事前に確認してから出かけましょう。
好きなテーマを決めて巡る
一つ目の御朱印をいただいた後は、自分なりのテーマを決めると趣味として続けやすくなります。
例えば「地元の神社を巡る」「七福神を巡る」「一の宮を巡る」「観音霊場を巡る」「旅行先で記念の一社だけ参拝する」など。正解はありません。
筆者は現在、全国一の宮巡拝に挑戦しています。一の宮巡りの場合、御朱印だけでなく、その土地の歴史、郷土料理、鉄道、街並みまで旅の一部になるのがおもしろいところです。
ぺー太 のワンポイントアドバイス
初心者のうちは、一日に何十か所も回ろうとしないほうが楽しめます。筆者なら最初は2〜3か所程度にして、境内を歩いたり、その土地で食事をしたりする時間も残します。一ヶ所の参拝に1時間くらいのスケジュールでまわると楽しめます。
受付時間は必ず確認する
神社やお寺が開いている時間と、御朱印の受付時間が同じとは限りません。大部分の寺社では、御朱印の受付時間は午前9時から午後4時くらいまでとなります。お昼の12時から1時間はお昼休みとして御朱印の対応をしていない寺社もあります。
また、御朱印は土日祝のみ受付する寺社や、祭典、法要、行事、神職や僧侶の不在などによって、普段はいただける御朱印が一時的に休止されることもあります。
特に遠方へ出かけるときは、参拝予定日の直前に公式サイトや公式SNSを確認してください。「去年の記事では16時までだったから大丈夫」と考えるのではなく、現在の案内を見る習慣をつけると安心です。
趣味として長く楽しむコツ
御朱印集めの魅力は、一冊を早く埋めることではありません。御朱印を見ることで、その日に歩いた参道や境内、食べた料理、乗った電車まで思い出せるところにあります。だからこそ、自分のペースで続けるのがおすすめです。
御朱印と旅の記録を残す
御朱印には参拝日が記されることが多いため、後から見返すだけでも旅の記録になります。
さらに、スマートフォンで境内の写真を撮ったり、パンフレットや拝観券を残したりしておくと、その日の記憶がよみがえりやすくなります。ただし、拝殿や御朱印所では撮影禁止となっている場所もあるため、現地のルールを優先してください。
筆者の場合、御朱印帳を開くと「この日は朝から特急に乗ったな」「参道でこんな物を食べたな」と、御朱印以外の記憶まで一緒に出てきます。これこそ御朱印集めを趣味にする楽しさではないでしょうか!
限定御朱印を追いすぎない
季節限定、月替わり、切り絵、刺繍、祭礼限定など、現在は魅力的な御朱印が数多くあります。
見ていると「全部ほしい」と思うかもしれませんが、限定御朱印を追いかけることが負担になってしまっては本末転倒です。
時間や予算に無理のない範囲で、「この神社には以前から参拝したかった」「この祭りを見てみたい」という気持ちを基準に選ぶと長続きします。
御朱印がきっかけで今まで知らなかった地域へ出かけ、その土地の歴史や文化を知る。そんな楽しみ方も御朱印集めならではです。
御朱印帳は大切に保管する
持ち帰った御朱印帳は、湿気や直射日光を避け、清潔な場所に保管しましょう。
御朱印帳は紙製ですので、水分や高い湿度には注意したいところです。頻繁に持ち歩く場合は、透明カバーや専用ポーチを使う方法もあります。

書き置き御朱印については、御朱印帳へ貼る方法のほか、御朱印ホルダーへ入れて保管する方法もあります。切り絵や装飾のある御朱印は、無理に折ったり糊付けしたりせず、その形に合った保管方法を選びたいですね。
御朱印ホルダーに関するさらに詳しい情報は、当サイトの書き置き御朱印の保管におすすめ「御朱印ホルダー」の活用法で紹介しています。
初心者が避けたい失敗

御朱印集めは難しい趣味ではありませんが、少し準備しておくだけで避けられる失敗があります。筆者自身の経験も含め、最初に覚えておきたいことを紹介します。
御朱印帳を持たずに出かける
最初に紹介したとおり、筆者が実際に経験した失敗です。
「御朱印帳を忘れても書き置きをもらえばいい」と思う人もいるかもしれません。しかし、書き置きを用意していない寺社もあります。
一方で、直書きを行わず書き置きだけという寺社もあります。つまり、御朱印帳を持っているから必ず直書きしてもらえるわけでもありません。
初心者としてできる準備は、まず御朱印帳を持参すること。そして授与方法について公式情報があれば事前に確認しておくことです。
大きな紙幣だけで出かける
一万円札しか持っていない状態で御朱印所へ行くと、両替の負担をかけてしまうことがあります。
御朱印巡りの日は、千円札、500円玉、100円玉などをあらかじめ用意しておくのがおすすめです。小型の財布を御朱印用に一つ用意しておくと、普段の財布を何度も出し入れする必要もなく便利ですよ。
御朱印を集めることだけを目的にする
短時間で多くの御朱印を集めようとすると、参拝を急いで済ませたり、境内をほとんど見ずに次へ向かったりしがちです。
しかし、御朱印は参拝の証。宮城県神社庁も「スタンプラリーではない」と案内しています。
せっかく足を運んだのですから、社殿や本堂を見たり、由緒書きを読んだり、境内の空気を感じたりしてみてください。御朱印帳を後で開いたとき、御朱印だけではなく、その日の体験まで思い出せる一冊になっていきます。
初心者の疑問をまとめて解決
最後に、これから御朱印集めを始める人から出やすい疑問をまとめました。寺社ごとに異なる部分もあるため、個別の決まりが示されている場合には必ず現地の案内を優先してください。
御朱印集めのよくある質問(FAQ)
Q1. 御朱印集めは何から始めればよいですか?
A. まず御朱印帳を一冊用意し、500円玉や100円玉、千円札などの現金を準備しましょう。そのうえで、自宅近くなど無理なく行ける神社やお寺へ参拝するのがおすすめです。書き置き御朱印を折らずに持ち帰るため、御朱印ホルダーもあると便利です。
Q2. 御朱印帳は神社で買わなければいけませんか?
A. いいえ。神社やお寺で頒布されている御朱印帳だけでなく、御朱印帳として市販されている商品を利用できます。Amazonや楽天市場、文具店、和雑貨店などで購入してから参拝しても問題ありません。ただし、普通の大学ノートや記念スタンプ帳を御朱印帳代わりにするのは避けたほうが無難です。
Q3. 神社とお寺で御朱印帳を分けたほうがよいですか?
A. 全国一律に分けなければならないという決まりはありません。一冊に神社とお寺の御朱印をいただいている人もいます。ただし、寺社や宗派、霊場によって独自の方針や専用帳がある場合がありますので、そのときは現地の案内に従ってください。気になる人は最初から神社用と寺院用を分けてもよいでしょう。
Q4. 御朱印をもらう前に参拝する必要がありますか?
A. 基本は参拝を先に行い、その後に御朱印をいただきます。御朱印は参拝の証として授与されるものだからです。ただし、霊場巡礼などで受付方法が決められている場合もありますので、現地の案内がある場合にはそちらを優先しましょう。
Q5. 御朱印集めはお金のかかる趣味ですか?
A. 近場から始めるなら比較的少ない予算でも楽しめます。通常の御朱印は500円程度ですが、全国一律ではなく、特殊な御朱印では1,000円以上になることもあります。遠方へ巡るようになると、御朱印そのものより鉄道代、ガソリン代、宿泊費など旅費の割合が大きくなります。金額はすべて一般的な目安として考えてください。
御朱印集めの始め方まとめ
御朱印集めを始めるために、高価な道具をたくさん買う必要はありません。
- 最初に御朱印帳を一冊用意する
- 千円札や500円玉などの現金を準備する
- 書き置きを守る御朱印ホルダーを用意する
- 御朱印をいただく前にきちんと参拝する
- 最初は近場の一社一寺から始める
- 受付時間と授与方法を事前に確認する
まず、このくらい覚えておけば十分です。
御朱印帳を一冊手にすると、「次はどこへ行こうかな」と自然に地図を見る機会が増えてきます。そして一つ、二つと御朱印が増えるうちに、それまで知らなかった神社やお寺、その土地の歴史にも興味が広がっていくかもしれません。
筆者も地元のお寺でいただいた一つの御朱印から始まり、今では全国一の宮巡拝に挑戦しています。御朱印帳を忘れて一度目はいただけなかった、あの失敗も今ではいい思い出です。
これから始めるあなたは、まず気に入った御朱印帳を一冊選び、近くの神社やお寺へゆっくり参拝してみてください。そこから自分だけの御朱印巡りが始まります。