江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりのガイド

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江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりのガイド

東京にある「江戸五色不動」の巡礼・御朱印めぐりをしたいけれど、目黒不動・目白不動・目赤不動・目青不動・目黄不動それぞれの御朱印授与時間や書き置き・直書きの違い、2つの目黄色不動「永久寺」と「最勝寺」の扱い、また効率的な巡礼ルートやアクセス、御朱印帳の準備などが分からず不安になっていませんか?この記事では江戸五色不動を巡礼・御朱印めぐりをする際に知っておくべき御朱印情報や歴史的背景、巡礼時の注意点をわかりやすく整理して、初めての方でも安心して江戸五色不動の巡礼に出られるように解説します。

本記事が説明するポイント
・各寺院(目黒・目白・目赤・目青・目黄)の御朱印の違いがわかる
・御朱印授与時間や書き置き・直書きなどの御朱印情報がわかる
・江戸五色不動を一日で回る効率的な巡礼ルートと交通手段がわかる
・巡礼前の準備と参拝時の注意点がわかる

江戸五色不動各寺院の歴史と御朱印情報

目赤不動の扁額

まずここでは、江戸五色不動の各寺院について、その歴史や見どころ、特徴的な御朱印について深掘りします。江戸時代に成立した「五色」による結界概念、徳川家光による庇護の痕跡、そして各寺院が担ってきた地域信仰の役割を踏まえつつ、御朱印という現代の巡礼文化がどう位置づけられているかを具体的に整理します。また、対象となる寺院ごとの宗派差や札所としての繋がり、御朱印のデザインに込められた意味合いまで触れ、巡礼者が参拝前に知っておきたいポイントを順序立てて解説します。

泰叡山 瀧泉寺(目黒不動尊): 五色不動尊

目黒不動の歴史・見どころと御朱印情報

目黒不動(正式名称:泰叡山護國院 瀧泉寺)は、東京都目黒区にある天台宗の古刹で、関東最古の不動霊場のひとつで、通称「目黒不動尊」として親しまれ、江戸五色不動の一つに数えられています。

目黒不動の創建は大同3年(808年)と伝えられ、開山は天台宗の高僧・慈覚大師円仁。比叡山へ向かう途中、目黒で不動明王の霊夢を見て像を彫り、安置したのが始まりとされます。目黒不動の堂宇の建立にあたっては、円仁が法具の「独鈷(とっこ)」を投じたところ泉が湧き出し、これが「独鈷の滝」となり、寺名「瀧泉寺」の由来になりました。

目黒不動の山王鳥居

その後、目黒不動の堂宇は焼失しましたが、江戸時代には徳川家光の庇護を受けて堂宇が再建され、53棟に及ぶ壮麗な伽藍が整備されました。また、目黒不動は江戸の庶民信仰の中心地として栄え、「江戸の三富」と呼ばれる富くじも行われていましたそうです。

目黒不動での見どころとしては、迫力ある「仁王門」、今も境内に湧き続ける霊泉で、水垢離の場としても知られて「独鈷の滝」、昭和56年(1981年)に再建された荘厳な建物の「本堂」、珍しい形の鳥居で、神仏習合の名残を感じさせる「山王鳥居」などがあります。

目黒不動の御朱印情報

目黒不動の御朱印案内

目黒不動(瀧泉寺)は、江戸五色不動の中でも特に信仰圏が広く、江戸五色不動のほか、関東三十六不動、江戸三十三観音、山手七福神など複数の札所を兼務しているため、御朱印のバリエーションも比較的豊富なのが特徴です。上の写真では、「不動明王」「聖観世音」「恵比寿神」の3種類の御朱印が案内されていますが、これらのほか「大日如来」の御朱印も頒布されています。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、持参した御朱印帳への直書きが可能なのは、日曜・祝日のほか毎月8日、18日、28日のみとなります。それ以外の日は、あらかじめ紙に書かれた書き置きの御朱印での授与となります。

また、御朱印の受付場所は、仁王門のそばの御朱印授与所(寺務所)となり、授与時間は9:00から16:30までです。御朱印授与所では、不動明王の刺繍がされたオリジナルの御朱印帳も3種類ほど頒布されています。

目白不動の歴史・見どころと御朱印情報

目白不動の山門

目白不動(正式名称:神霊山金乗院 慈眼寺)は、東京都豊島区高田にある真言宗豊山派の寺院で、静かな住宅街の中に佇む、歴史と信仰が息づく場所です。目白不動の創建は天正年間(1573〜1592年)頃とされ、開山は僧・永順。聖観世音菩薩を本尊として観音堂を建立したのが始まりです。

当初は中野の宝仙寺の末寺「蓮花山金乗院」でしたが、後に護国寺の末寺となり「神霊山金乗院慈眼寺」と改称されました。江戸五色不動のひとつ「目白不動尊」を祀ることで知られていますが、もともとは文京区関口の新長谷寺にあった不動明王像が、戦災を経て金乗院に移されたものです。

目白不動では、観音様が祀られた本堂と、不動明王が祀られた不動堂のほか、歴史を感じる山門や地蔵尊、弘法大師像などが点在し、歴史の深みを感じながらゆったりと散策できる静かな境内が見どころとなります。

目白不動の御朱印情報

目白不動の御朱印

目白不動(金乗院)は、江戸五色不動のほか、御府内八十八ヶ所霊場と江戸三十三観音の札所を兼務しており、授与いただける御朱印は、上の写真のとおり、「目白不動明王」「聖観世音菩薩」の2種類となります。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、持参した御朱印帳への直書きが可能です。

御朱印の受付場所は、本堂に向かって左側の寺務所となります。授与時間についてはアナウンスがありませんが、9:00~16:00くらいの一般的な時間に訪問するのがいいでしょう。なお、目白不動では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。

目赤不動の歴史・見どころと御朱印情報

目赤不動の境内

目赤不動(正式名称:大聖山東朝院 南谷寺)は、東京都文京区本駒込にある天台宗の寺院で、江戸五色不動の一つとして名高い存在です。静かな坂道沿いに佇むその姿は、歴史と信仰が息づく場所として、訪れる人々に深い印象を与えます。

目赤不動の創建は元和年間(1615〜1624年)。開基は比叡山南谷出身の万行律師で、伊勢国赤目山で授かった不動明王像を携えて江戸に入り、駒込村の動坂に庵を開き「赤目不動」と称しました。寛永年間(1624〜1644年)、三代将軍・徳川家光が鷹狩の途中に庵を訪れ、「目黒・目白不動」に倣って「目赤不動」と名付け、現在の地を与えました。江戸五色不動の一つとして、陰陽五行説に基づく五方位(東・西・南・北・中央)を象徴する不動尊の一角を担っています。

目赤不動はこじんまりとした境内で、これといった見どころは無いかもしれませんが、よく手入れされた木々が美しく、心が癒されるような雰囲気のお寺です。

目赤不動の御朱印情報

目赤不動の御朱印

目赤不動(南谷寺)は、江戸五色不動のほか関東三十六不動の札所を兼務しており、授与いただける御朱印は、上の写真のとおり、「目赤不動尊」1種類となります。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、直書き対応はできず、あらかじめ紙に書かれた書き置きでの授与のみとなります。

御朱印の受付場所は、本堂横の寺務所となります。授与時間についてはアナウンスがありませんが、9:00~16:00くらいの一般的な時間に訪問するのがいいでしょう。なお、目赤不動では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。

目青不動の歴史・見どころと御朱印情報

目青不動の本堂

目青不動(正式名称:竹園山最勝寺 教学院)は、東京都世田谷区太子堂にある天台宗の古刹で、江戸五色不動のひとつとして知られています。静かな境内に歴史と信仰が息づく、心落ち着く場所です。目青不動の創建は1311年(応長元年)とも伝えられ、開基は玄応和尚。元々は江戸城紅葉山付近にあり、太田道灌の江戸城築城に伴い麹町、赤坂、青山と移転されました。さらに、明治時代に青山から現在の三軒茶屋へ移転し、現在地に落ち着きました。

目青不動での見どころは、不動堂(閻魔堂)に安置されている目青不動明王像。寛永19年(1642年)に円仁(慈覚大師)により作られた青銅製前立像です。また、境内には樹齢100年以上のチシャノキの巨木があり、世田谷区の銘木百選にも選ばれています。

目青不動の御朱印情報

目青不動の御朱印

目青不動(教学院)は、江戸五色不動のほか、関東三十六不動と大東京百観音霊場の札所を兼務しており、授与いただける御朱印は、上の写真のとおり、「目青不動明王」「聖観世音」の2種類となります。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、持参した御朱印帳への直書きが可能です。

御朱印の受付場所は、不動堂(閻魔堂)の正面の奥まったところにある寺務所となります。授与時間は9:00から16:30までです。なお、目青不動の開門時間は6:00〜17:00となり、御朱印の授与時間とは異なる点に留意する必要があります。目青不動では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。

2つの目黄不動の扱いと御朱印情報

目黄不動の扁額

目黄不動は江戸五色不動の中で特有の複雑性を持ち、二寺院(最勝寺と永久寺)が候補として位置づけられている点が最大の特徴です。 最勝寺(正式名称:牛宝山明王院 最勝寺)は、東京都江戸川区平井にある天台宗の寺院で、貞観二年(860年)に慈覚大師円仁が創建したと伝えられています最勝寺の不動明王像は、天平年間に良弁僧都が隅田川畔で感得し、自ら刻んだとされており、元々は本所表町の東栄寺に祀られていましたが、明治の神仏分離で最勝寺に遷座されました。

もう一方の永久寺(正式名称:養光山金錍院 永久寺)は、東京都台東区三ノ輪にある天台宗の寺院で、日光街道沿いに位置します。徳川将軍が日光東照宮へ参詣する際の道中安全祈願のため、目黄不動として指定されたといわれています。本尊の不動明王像は慈覚大師円珍の作とされ、「出世不動明王」として信仰を集めています。

目黄不動がなぜ2つあるのかについては、はっきりした理由は伝えられていませんが、日光街道(永久寺)と水戸街道(最勝寺)の守護のため、それぞれの道に対応する不動尊として設けられた可能性があるようです。いずれにせよ、どちらも江戸の守護として深い信仰を集めてきた場所であり、江戸五色不動の巡礼では、どちらか一方だけを以て「五色達成」と扱うよりは、両寺院ともに参拝するのがおすすめです。

目黄不動の御朱印情報

目黄不動の御朱印

目黄不動(最勝寺)のほうは、江戸五色不動のほか、関東三十六不動と新葛西三十三所観音霊場の札所を兼務しており、授与いただける御朱印は、上の写真の左側のとおり、「目黄不動明王尊」の1種類となります。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、持参した御朱印帳への直書きが可能です。御朱印の受付場所は、本堂横の寺務所となります。授与時間についてはアナウンスがありませんが、9:00~16:00くらいの一般的な時間に訪問するのがいいでしょう。なお、目黄不動(最勝寺)では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。

もう一方の目黄不動(永久寺)のほうは、江戸五色不動の札所として授与いただける御朱印は、上の写真の右側のとおり、「目黄不動」の1種類となります。御朱印の納経料(御朱印の値段)は各500円、直書きの対応はできず、あらかじめ紙に書かれた書き置きでの授与のみとなります。御朱印の受付場所は、本堂横の寺務所(奥側の入口)となります。授与時間についてはアナウンスがありませんが、9:00~16:00くらいの一般的な時間に訪問するのがいいでしょう。なお、目黄不動(永久寺)では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。

江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりの実務と準備

目青不動の不動明王様

続いてここでは、江戸五色不動の巡礼において御朱印めぐりをする際の準備、ルート設定、参拝マナー、御朱印帳の扱いなどを具体的に整理します。江戸五色不動の6寺院は地理的に東京都内に散在しており、一日で全てを巡ることも可能ですが、交通状況や授与時間を考慮しないと途中で授与が終了してしまうこともあります。ここでは「効率的かつ丁寧に御朱印を頂く」ための実務的知識を、筆者の経験をもとに詳しく紹介します。

江戸五色不動の巡礼・御朱印めぐりの最適ルート

江戸五色不動の巡礼を効率よく行うには、地理的配置と交通網を考慮したルート設定が不可欠です。筆者が推奨するのは「目青不動→目白不動→目赤不動→目黄不動(永久寺)→目黄不動(最勝寺)→目黒不動」の時計回りルートです。これは鉄道と徒歩だけで移動するため、時間が読みやすく交通費も節約できます。一日で6寺すべてを回る場合、朝一番に目青不動を参拝して目白不動と目赤不動の参拝を午前中に済ませ、午後に目黄不動(永久寺・最勝寺)と目黒不動へ向かう流れになります。目黒不動は、御朱印の受付締切となる16:30の少し手前になる感じです。

東京都内の鉄道での移動となるので、基本的にはSuicaやPASMOなどの交通系ICカードを利用すると便利で、地下鉄・JR線・私鉄各線との乗り継ぎもスムーズです。一日で6寺すべてを回る場合、途中で昼食を挟むことになりますが、あまりのんびりと食事をする時間はないので、ファーストフード店などがおすすめとなります。

参拝時間配分の目安

1寺あたりの「参拝+御朱印授与」の時間は15分から30分を見込むとよいでしょう。目黒不動を除くと境内も広くない小規模な寺院が大半なので、境内のお堂をいくつも回って参拝することはないからです。目青不動から目黒不動まで一日で回る場合、鉄道と徒歩での移動時間と食事時間を含めると、全行程で6〜7時間程度となります。途中、予定より遅れが生じるような場合には、費用はかかりますが、一部でタクシーを利用するなどの時短対策も検討する必要があります。

江戸五色不動での御朱印帳の選び方

目黒不動の御朱印帳

江戸五色不動では多くの寺院で直書きでの御朱印の授与がなされます。これから江戸五色不動を巡礼して御朱印めぐりをする場合は、専用の御朱印帳を新調するのが巡礼の記念になるのでおすすめです。江戸五色不動の6寺のうち、目黒不動ではオリジナルの御朱印帳を頒布しています。上で紹介した最適ルート「目青不動→目白不動→目赤不動→目黄不動(永久寺)→目黄不動(最勝寺)→目黒不動」の逆回りとなりますが、最初に目黒不動を参拝し、目黒不動のオリジナル御朱印帳を授与いただいて、巡礼をスタートするというのも選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

書き置きの御朱印を傷めずに保管する工夫

江戸五色不動では書き置きの御朱印のみの対応としている寺院もあります。江戸五色不動の巡礼のために御朱印帳を新調した場合、書き置きの御朱印は家に帰ってから御朱印帳に貼りつけることになりますので、書き置きの御朱印をカバンの中で折り曲げたり汚したりして傷めることなく、安全に保管する工夫が必要です。

例えば、書き置きの御朱印を御朱印帳のページに挟んで保管する人が多いようですが、この方法では御朱印帳のページから書き置きの御朱印がはみ出して折れ曲がったり、別の寺院で御朱印帳を預ける際に紛失してしまったり、汚してしまったりするおそれもあります。

筆者は、書き置き御朱印をカバンの中で安全に保管する方法として、透明なビニールのポケットからなる「御朱印ホルダー」を利用しています。御朱印ホルダーの表紙は硬い材質のものが使われているので、カバンの中で御朱印が折れ曲がることはありません。また、ビニールのポケットに御朱印を入れて保管するので、汚してしまったりする心配もありません。

江戸五色不動の巡礼・御朱印めぐりでのマナーと心得

江戸五色不動に限らず御朱印は単なる「記念スタンプ」ではなく、参拝の証として授与される宗教的意味を持ちます。そのため、先に心をこめて参拝をすました後、御朱印を授与いただくのが正しい順序でありマナーです。

また、御朱印の授与所(寺務所)では静かに対応し、他の参拝者への配慮を忘れないことが大切です。特に御朱印帳を差し出す際には、御朱印を書いていただくページを開いた状態で両手で丁寧に渡し、僧侶や職員への感謝の言葉を添えると印象が良くなります。

寺院によっては御朱印の受付時間が公式にアナウンスされていない場合がありますが、通常9:00から16:00くらいが受付時間として一般的であることを考慮し、あまりにも早すぎたり遅すぎる時間帯での御朱印の依頼は控えるようにしましょう。

江戸五色不動の巡礼・御朱印めぐりでの持ち物チェックリスト

目白不動の扁額

江戸五色不動の巡礼時は想像以上に移動が多く、天候や気温の変化にも対応できる装備が求められます。以下の持ち物を準備すると安心です。

  • 新調した御朱印帳と御朱印ホルダー(一時保管用)
  • 筆記用具・メモ帳(授与情報の記録用)
  • 小銭(納経料500円×6寺、お賽銭)
  • 交通系ICカード(モバイルSuicaも可)
  • 折りたたみ傘
  • ペットボトル飲料・軽食

特に夏場は暑さ対策と水分補給を、冬場は防寒を重視しましょう。晴天時は日傘や日焼け止めなどの紫外線対策も必要です。江戸五色不動は屋外移動が多く、徒歩区間が長い寺院もあるため、歩きやすい靴を選ぶことも大切です。

江戸五色不動を一日で巡るためのコツ

江戸五色不動を一日で巡るためには、寺院ごとの授与時間を把握し、効率的な移動ルートを組むことがポイントです。午前中に目青不動・目白不動・目赤不動を済ませることで、午後はスムーズに目黄不動2寺と目黒不動へ移動できます。昼食は移動中の本駒込周辺のファーストフード店で短時間でとると時間に余裕が生まれます。もし、遅れが生じた場合は、一部の区間をタクシー乗車にするなどの臨機応変な対応も望まれます。

実践的な時間割例

8:45-9:15目青不動で参拝開始
・目青不動から東急田園都市線「三軒茶屋」まで徒歩7分
・東急田園都市線「三軒茶屋」から「渋谷」まで5分
・地下鉄副都心線「渋谷」から「雑司ヶ谷」まで15分
・地下鉄副都心線「雑司ヶ谷」から目白不動まで徒歩10分
10:05-10:35目白不動で参拝
・目白不動から都電荒川線「学習院下」まで徒歩5分
・都電荒川線「学習院下」から「大塚駅前」まで10分
・JR山手線「大塚」から「駒込」まで5分
・地下鉄南北線「駒込」から「本駒込」まで2分
・地下鉄南北線「本駒込」から目赤不動まで徒歩5分
11:20-11:50目赤不動で参拝
・目赤不動から地下鉄南北線「本駒込」まで徒歩5分
12:00-12:40昼食休憩(本駒込駅周辺)
・地下鉄南北線「本駒込」から「後楽園」まで5分
・地下鉄大江戸線「春日」から「上野御徒町」まで5分
・地下鉄日比谷線「仲御徒町」から「三ノ輪」まで6分
・地下鉄日比谷線「三ノ輪」から目黄不動(永久寺)まで徒歩1分
13:20-13:35目黄不動(永久寺)で参拝
・目黄不動(永久寺)から地下鉄日比谷線「三ノ輪」まで徒歩1分
・地下鉄日比谷線「三ノ輪」から「秋葉原」まで7分
・JR総武線「秋葉原」から「平井」まで11分
・JR「平井」から目黄黒不動(最勝寺)まで徒歩15分
14:30-15:00目黄不動(最勝寺)で参拝
・目黄黒不動(最勝寺)からJR「平井」まで徒歩15分
・JR総武線「平井」から「市ヶ谷」まで20分
・地下鉄南北線「市ヶ谷」から「不動前」まで17分
・地下鉄南北線「不動前」から目黒不動まで徒歩10分
16:10-16:40目黒不動で参拝終了・帰路へ

江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりのまとめと心構え

江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりは、単なる御朱印集めにとどまらず、江戸の結界思想や信仰文化を体感する機会でもあります。目黒不動・目白不動・目赤不動・目青不動・2つの目黄不動の6寺院それぞれに独自の歴史と美意識があり、その御朱印には祈りの象徴が刻まれています。巡礼を通じて、自身の信仰心や心の整理につながる人も少なくありません。

江戸五色不動の巡礼と御朱印めぐりは「集める」ことよりも「巡る」ことに価値があります。参拝の一つひとつを丁寧に重ね、五色の結界を心の中に描くことが、真の巡礼の完成です。御朱印はあなたと仏縁を結ぶ印であり、その一冊が人生の記録となるでしょう。